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ファミリーに寄り添うナチュラルカフェ「Blossom Hill Tokyo」
都立大学の主婦層に圧倒的支持を集める注目店

静かな住宅街に構える同店。鮮やかなブルーのドアとウッドデッキが目印だ
ゆったりとした配置は、ベビーカーや子連れのお客への配慮。カウンター席と奥には個室もあり、様々な利用シーンに対応する
ランチサンドは、スープとドリンクが付いて1200〜1400円。ベジタブルサンド(1300円)は、たっぷりの野菜を挟み、ヘルシーながらもボリュームたっぷり
バーベキューソースで仕上げた「柔らかスペアリブ」(2100円)は、子どもにも人気のメニュー
店主の四條良樹氏

渋谷駅から東急東横線で10分ほど、都心部へのアクセスは良好ながら、住みやすい街として人気が高く、多くのファミリーが住まう都立大学駅周辺。高級住宅街も含むこのエリアは、良質な飲食店も多い。都立大学駅から目黒通りを超えて5分ほどの歩くと、爽やかなスカイブルーのドアと緑溢れる軒先が目を惹くカフェが見えてくる。6月19日にオープンした「Blossom Hill Tokyo(ブロッサム ヒル トウキョウ)」(経営 Blue Brown、横浜市鶴見区、代表取締役 田中勝志氏)だ。店主の四條良樹氏が、カリフォルニアの海辺にあるカフェをイメージしてつくったそうだ。挽きたてのコナコーヒーと創作サンドイッチをランチタイムに提供し、早くも近隣住民から絶大な支持を得ている注目の店だ。

「カフェのコーヒーとサンドイッチからはじまる朝」。カリフォルニアを訪れた時の、何気ない日常の一コマを、この地にも描けたらー。そんなイメージを形にした同店は、徹底的に地元密着型。このエリアに最も多いファミリー層に寄り添うようにつくられている。コーヒーは、ハワイ島の小さな農園「村松小農園」から、無農薬で育てられたコナコーヒー豆を取り寄せ、毎朝、店内で丁寧に挽かれる。小さな子どもにも安心して食べさせられるよう、使う食材には気を遣い、できるだけオーガニックに育てられたものを、無添加で手作りする。同社が手がけたという内装デザインは、木の柔らかさに、白と青の色と、気持ちよく日光が入り、海のすぐ近くにあるカフェを思わせる雰囲気だ。ゆったりした席の配置は、ベビーカーが通路を通りやすいように設計され、カウンター席、テーブル席のほかに、個室もある。トイレは2つ用意され、喫煙ルームを設けて分煙に。子連れでも心配なく過ごせるように最大限の配慮がされているのだ。大きな窓からは、街並と街路樹の緑が眺められ、まさに「コーヒー1杯からゆったり過ごせる」場所になっている。

店長の四條氏の飲食人生のスタートは、23歳のときのラーメン店だ。「自分の作った料理を、目の前の人に『おいしい』と喜んでもらえる」。ただそこに惹かれてやってきた。カレー店を経て、渋谷のダイニングバー「デルフィーニ」で7年間、サービスとキッチンの両方で力をつけた。その後、仙台、東京を拠点に「港町バル」や「屋根裏のパリ食堂」などを展開する林デザインオフィスに移った。代表の林泰弘氏から「店舗展開を任せたい」と声がかかったのだ。そこで新店舗の立ち上げに奔走し、着実にサービス、料理、経営のスキルを磨いていった。そして、今回自身の思い描いた店をオープンさせたのだ。

提供するメニューは、オーソドックスながら手間ひまかけた身体に優しいものばかり。「ハンドドリップ特選オーガニックハワイコナコーヒー」(700円)のアイスは、10時間かけて水出しする。丸みのある柔らかな甘味と苦味のバランスが絶妙だ。ランチは、”BLT”に”Egg=卵”を加えた 「BLTEサンド」(1350円)、「パテドカンパーニュサンド」(1400円)、ラタトゥイユにホワイトソース、ハム、卵を合わせた「クロックマダムラタトゥイユ」(1350円)、「チリコンカンとモッツァレラのオープンサンド」(1400円)など、ひねりのきいたサンド系を、スープとドリンクをセットにして提供する。ディナータイムは、イタリアン、フレンチをベースにしつつ、ケイジャン料理の要素も取り入れた家族でカジュアルに楽しめる豊富なメニューが用意されている。「カリフォルニア仕込みのマカロニチーズ」(850円)、「バッファローチキンウィング」(850円)、「特製ミートローフ」(1300円)など、3~4人でシェアできるポーション設定もファミリーにとってうれしいポイントだ。ドリンクには、自然派ワインをグラス580円から揃える。ほかにハワイの地ビール「ハワイコナ ロングボード/ビッグウェーブ」(各800円)や、フレッシュフルーツを使った「キウイ&レモンチェロトニック」(780円)などのジャーカクテルを軸にオリジナリティのあるメニューを構成している。

今後は「Blossom Hill」のブランドで、もう少しコンパクトにしたカフェ寄りの業態で展開を考えているという四條氏。「都内の住宅立地に数店舗出店した後は、地方へ、海外へと出店するのが目標」だという。人の手で丁寧に作られた“ナチュラル”なものは、子を持つ親世代を中心に、今まさに望まれている。それを普段顔を合わせる近くに住むファミリーに向けて提供し、あくまで地元密着型でゆっくりと展開していく。「Blossom Hill Tokyo」は、これからの店の在り方の1つを示しているのかもしれない。

(取材=望月 みかこ)

店舗データ

店名 Blossom Hill Tokyo(ブロッサム ヒル トウキョウ)
住所 東京都目黒区八雲1-8-8
アクセス 東急東横線 都立大学駅から徒歩5分
電話 03-6421-2639
営業時間 月~金 ランチ 10:00~15:00、ディナー17:00~23:00
土日祝 ランチ10:00~14:30、 ティータイム14:30~16:00、 ディナー18:00~23:00
定休日 火曜日
坪数客数 30坪・37席
客単価 ランチ 1000〜1900円、ディナー 3500円
運営会社 ブルーブラウン
関連リンク Blossom Hill Tokyo(FB)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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