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タワーレコード×大林芳彰が、飲食業界に新規軸を打ち立てる。ニュー・アメリカンビストロ「TOWER DINING(タワーダイニング)恵比寿店」が9月3日、恵比寿にリニューアルオープン

恵比寿駅西口から徒歩5分の恵比寿南1丁目エリアは、注目店の出店が続いている
店内にはDJブースが設置され、壁面は多くのアーティストのレコードジャケットが飾られている
高いクオリティとリーズナブルさを実現した「エイジングビーフのプレスリーズステーキ」
オリジナルのクラフトビール「BEAT “NO BEER, NO LIFE.”セッション・エール」は何杯でもいける飲みやすさ
左から大林芳彰氏、シェフの武藤清文氏、店長の谷諭氏、田中圭氏

JR恵比寿駅西口から徒歩5分。線路沿いの坂をのぼった恵比寿南1丁目の「TOWER DINING(タワーダイニング)恵比寿店」が9月3日、リニューアルオープンした。運営するタワーレコード(東京都渋谷区、代表取締役嶺脇育夫氏)は、数年前から本業の音楽ソフト・映像ソフトなどの販売に相乗効果をもたらす新事業を模索し続けている。2012年11月に「TOWER RECORDS CAFE 渋谷店」をオープンさせて飲食業界に進出し、2014年2月には同店をオープンさせた。同社店舗運営本部の田中圭氏は「当店の元々のコンセプトは、クラフトビールとタワーレコード発祥のカルフォルニアを感じさせる料理でした。しかしオープンから1年半を迎え、コンセプトが明確でなく、お店の売りも曖昧になっているという課題がありました。そこで今回、リニューアルをすることにしたのです」とリニューアルの経緯を語る。

リニューアルに際して、同店の料理をプロデュースしたのは大林芳彰氏だ。同氏はオリエンタルビストロ「AGALICO(アガリコ)」を国内外で10店舗展開する傍ら、メニュークリエイターとして多くの店舗プロデュースにも関わっている。今回、田中氏が大林氏の手腕に感銘をうけたことがきっかけにコラボレーションが実現した。大林氏は「恵比寿は感度の高い方が集まるエリアです。そうした方々にアピールするには、とがったものがないといけません。そのためタワーレコードが持つアメリカの雰囲気と、売りでもあるクラフトビールはもちろん、恵比寿という立地に合う料理を創造しました。コンセプトは、ニュー・アメリカンビストロです」と話す。ニュー・アメリカンビストロというコンセプトは、今回のリニューアルのために大林氏自らが考案した新ジャンルだ。ブルックリンで勃興している新進気鋭の料理店と、ロサンゼルスのダウンダウンで親しまれている大衆料理店の魅力をメニューに表現した。大林氏は「盛り付けをはじめ、素材や料理の仕方まで細かくこだわりました。来店された感度の高い方に驚きを与えるメニューが揃っています。1つ1つの料理が価値を感じる内容になっているので、FACEBOOKやTWITTERなどのSNSでも拡散されやすいでしょう」と語る。

60種類あったメニューは、リニューアル後に42種類まで絞られた。レコードジャケットをモチーフにしたメニュー表には、「Tapas」、「Salad」、「Main」、「Pasta」、「Dessert」の5つのジャンルがラインアップされている。「アメリカでは料理をシェアする文化ではないですが、当店では女性でも食べやすいように1皿を適度な量で提供し、複数の料理が楽しめるようになっています」と大林氏。イチオシは「オリエンタルフライドポテト」(450円)や「マンハッタンミートボール」(780円)などのポテトとミートボールを使ったメニューで、どちらも店内で手作りされている。また「エイジングビーフのプレスリーズステーキ」(2,950円/400g相当)や「熟成ブッチャーズポークグリル」(2,350円/500g相当)など、熟成肉ブームを牽引する麻布十番の「旬熟成」から仕入れた熟成肉も並ぶ。

アルコールに関しては、オープン以来、力を入れているクラフトビールを20種類近く取り揃え、アメリカやイギリス、ニュージーランドなどの銘柄もラインアップ。中でも「BEAT“NO BEER, NO LIFE.”セッション・エール」(780円/パイント)は、同店が開発したオリジナルのクラフトビールで、苦みが抑えられておりアルコール度数も4.5%と低い。このほかにもワインやビールを使ったカクテル、モヒートなどが揃っている。

「当店のメインターゲット層は30~50代で、タワーレコードの黄色い袋を持って渋谷を歩くのがステータスになっていた世代です。店内ではタワーレコードならではの音楽が流れており、DJイベントなども定期的に開催しています。今回のリニューアルで、大人になって余裕の生まれた彼らが、音楽とともに食事も楽しめる空間に生まれ変わりました。今後、1号店である当店を、しっかりと恵比寿に根付いた店にしていきたいですね」と田中氏は話す。これからニュー・アメリカンビストロというジャンルにフォロワーが現れることで、同店の存在価値はますます高まっていくだろう。飲食業界に新しい風穴を空けた同店の動向から目が離せない。

(取材=三輪 大輔)

店舗データ

店名 TOWER DINING恵比寿店(タワーダイニング 恵比寿店)
住所 東京都渋谷区恵比寿南1-17-17 Time Zoneテラスビル 1F・2F
アクセス JR恵比寿駅西口から徒歩5分
地下鉄日比谷線恵比寿駅1番出口から徒歩7分
電話 03-3760-0131
営業時間 月~土 12:00~24:00(L.O.23:00、ドリンクL.O.23:30)
日・祝 12:00~23:00(L.O.22:00、ドリンクL.O.22:30)
LUNCH: 12:00~15:00
TEA TIME: 15:00~18:00
DINNER: 18:00~
定休日 不定休
坪数客数 57坪・70席
客単価 3,500円
運営会社 タワーレコード株式会社
関連リンク TOWER DINING(FB)
関連リンク TOWER DINING(HP)
関連リンク タワーレコード(HP)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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