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日本酒の名店が多い池袋にまた1軒、「和酒酔処 (わっしょい!) わく」が、池袋西口に2月20日オープン!

今日の美味しいは何?と、わくわくは、地下への階段から始まる。
おすすめは、やはりカウンター席。日本酒と生ハム、想像以上の組み合わせだ。
奥:「直送野菜のそのまんまサラダ、へしこのバーニャカウダーと肉みそで」、手前:「和牛いちぼの海胆巻き、温泉玉子のオリジナルソースで」
笑顔の優しい店主、宮崎拓氏

(取材=西山 登美子)


池袋出身の元「酉の市」店長であった宮崎拓氏が念願の独立店舗である日本酒と和食の店「和酒酔処(わっしょい!) わく」を池袋西口・西池袋公園そばの通りに2月20日オープンした。「和酒酔処」を“わっしょい!”と読ませる「わく」は、料理人である宮崎氏がつくるベーシックでありながら、新しさの加わったオリジナリティあふれる和食と、飲み頃を選んで蔵元から入荷する美味しい日本酒が楽しめる期待の日本酒店である。 「人気がわく」、「景気がわく」、そして日本酒とも縁の深い「水が湧く、醪が湧く」などなど、縁起のよい“わく”という言葉に、和業態としての「和を喰う」という意味を繋げている。そして、なによりも客がわくわくするような店つくりを目指して、店名を「わく」に決めたのは、今も地元の池袋で威勢よく縁起ものの神輿を担ぐ宮崎さんと奥さん、洋子さんの気持ちが詰まっているからである。 日本酒は、大吟醸、純米大吟醸などの一部を除き、110mlポーションで均一500円と嬉しい価格。そこには、顔を知る多くの蔵元が真摯に醸す日本酒を美味しいうちに一人でも多くの人に飲んでもらい、知って欲しいとの熱い想いが込められている。また、人と人、つまり客と蔵元、生産者を繋げる場でありたいとの考えから、できるだけわかりやすく頼みやすい価格に抑えた。 料理の売りの魚は、宮崎さんの祖母が住む三浦半島の仲買人から、朝獲れの鮮魚がその日に車で届く。大地の恵みを受けた元気な野菜も三浦半島の無農薬農家からだという。時節には酒米を作る農家、藤田芳(かんばし)氏の葱や野菜が加わるという。そんな食材にこだわった料理のはじまりは、宮崎氏が毎日手間ひまかけてつくる一汁三品のお通しから始まる。「お客様が最初に口に入れるものだからこそ大切にしたい」と宮崎さんは言う。 最初に出されるお通しは見た目も美しく、まさにわくわくと心が弾み、お通し値段・500円以上の価値をもつ一品である。おすすめの三浦半島直送「ぷりぷりの刺身盛り1人前1000円×人数」は4種類以上のネタが盛られる。野菜であれば、「直送野菜のそのまんまサラダ」(880円)、「僕のポテトサラダ」(700円)、一押しは「和牛いちぼ海胆巻き」(1050円)。ほかにも「名古屋コーチンの出汁巻き玉子焼」(800円)や日本酒のアテにピッタリの「鶏ささみの一夜干」(600円)などが揃う。 日本酒は、時節に合わせて蔵元から届く20種類以上が揃っているので、タイプや好みを伝え、おすすめをもらうのも楽しい。人気で入手困難と言われる「而今」や「十四代」がなんと500円で味わえる。ただし、一人でも多くの人に味わってほしいと、一人一杯限りというのも、逆に日本酒を愛する店主の気遣いだ。 プロスノーボーダーへの道を歩んでいた宮崎さん、いつしか料理がおもしろくなり料理人の道へ。池袋の「酉の市」で10年以上を経て独立した店は、“割烹料理と居酒屋の中間”のポジションを目指している。同じ職場の和食店で知り合った洋子さんは、独立のためにと有名日本酒専門店で日本酒の修業をし、多くの蔵元との縁を深めたという。いつも前向きに取り組み、明るく元気に前進する二人の店は、日本酒初心者や女性に優しい店でもある。

店舗データ

店名 和酒酔処 (わっしょい!) わく
住所 東京都豊島区西池袋3-25-5 高柳ビルB1F

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アクセス JR池袋駅より徒歩5分、地下鉄池袋駅2a・1b出口より徒歩1分
電話 03-6907-0094
営業時間 17:00〜24:00 (金・土は ~4:00)
定休日 不定休
坪数客数 12坪・16席
客単価 4500円
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※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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