ラグジュアリーなレストラン「Casita」を展開するサニーテーブル(渋谷区神宮前、代表取締役:高橋滋)は、2012年8月にオープンした「みんなでごはん 青山食堂」に続き、また新しいカジュアル業態の店を12月に誕生させた。「Raw Bar & Wine『246 St.』」は、「青山食堂」が入る同じビル、ラ・ポルト青山の6階に位置する。コンセプトは、アメリカ西海岸の息吹を感じさせるカジュアルなダイニングバーだ。カジュアルな雰囲気の中にも洗練されたテイストを感じさせる空間の中で、フレッシュオイスターやシーフードタパスをつまみに、リーズナブルな価格の厳選されたワインやシャンパン、フレッシュモヒートが楽しめる、というもの。全面ガラス張りの窓には、表参道246沿いの夜景が広がり、ゆったり食事と酒が楽しめるソファーテーブル、フレッシュモヒート用のフルーツが色とりどり並ぶバーカウンター、西海岸を思わせるシーフードバーなど、さまざまなシチュエーションに対応するインテリアが印象的だ。 「同ビル内の他フロアで営業していた『Casita Lounge』をクローズさせて、この店を新たにオープンさせたのですが、『Casita Lounge』のファンだったお客様の声にも応えるために、ラグジュアリーな楽しみ方も同時にできる工夫を随所にしてあります」とサニーテーブル経営責任者の山田志樹氏は語る。ダイニングバースペースの奥にさりげなく設えらえた本棚の1冊の本に触れると秘密のドアが開き、そこに個室スペースが現れたり、同フロア内の別棟には、12名が余裕で入れる完全個室のカラオケラウンジが用意されている。これら個室は、VIPな客のためだけのものではなく、ミニマムのオーダーチャージで利用可能だそう。 フードは、新鮮な生牡蠣のメニューが並ぶ「Raw Bar」、スモークサーモンや〆サバなどのメニューが並ぶ「Almost Raw」、スペインの「Ajillo(アヒージョ)」など、ワインやシャンパン、店特製のモヒートにぴったりマッチする厳選したセレクションに。生牡蠣は1ピース400円~、「シュリンプカクテル」や「生ハム」などの小皿料理は600円~、とどれも気軽に楽しめる価格帯だ。また、メニューの別ページには「Demae menu」なるものがあり、同ビル地下1階の「青山食堂」の居酒屋メニューが出前できてしまうのだ。酒の〆にぴったりな「シジミネギ塩ラーメン」(1200円)、「きつねうどん」(1000円)、「おにぎり3種」(800円)などなど、ここ1軒で2度の楽しみ方ができるのもうれしいところ。 ドリンクは、「Casita」を展開する同社ならではの厳選されたワインセレクションが、ここでは大変リーズナブルに楽しめる。ユニークなのは、店名の「246St.」になぞらえて、ハウスワインのデキャンタ売りが「glass 2(1250円)/glass 4(2400円)/glass 6(フルボトルで3600円)」というカテゴリー分けになっていること。こうしたアイデアを取り入れることで、訪れる人数に合わせて、ワインがよりオーダーしやすくなる。そして、店イチオシの特製のフレッシュモヒートは、ストロベリー、ザクロ、ピーチ、トマト、ミックスベリーなど、新鮮なフルーツをふんだんに使ったもので、彩りも美しく全10種類から選べる。スタンダードが850円、フルーツをmixしたものが1000円から。 「今の時代、カジュアルな価格帯でちょっとした料理とお酒を、少しだけリッチな空間で楽しみたい…、という声が多く上がっているように思えます。この店では、客単価はひとり4500円に抑えています。カップルで、パーティでの貸切りに、と多様なニーズに応えられる店のつくりになっているので、オープン早々、幅広い年齢層のお客様に利用いただいています」と山田氏。パーティシーズンの12月、オープンからまだ間もないが、すでに平日も、貸切りの予約が絶えないという。今後、サニーテーブルは、こうしたカジュアル業態の店にも一層力を入れていく予定とのことで、次なる店舗も楽しみである。
店舗データ
店名 | Raw Bar & Wine『246 St.』 |
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住所 | 東京都渋谷区神宮前5-51-8 ラ・ポルト青山6階 |
アクセス | 地下鉄表参道駅B2出口より徒歩3分 |
電話 | 03‐5774‐5608 |
営業時間 | 18:00~翌2:00 |
定休日 | 年末年始 |
坪数客数 | 47坪・50席(個室含む) |
客単価 | 4500円 |
運営会社 | 株式会社サニーテーブル |
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