ジャパンクオリティを追求した“日本ワイン”がコンセプトのワインバル「MA SALLE（マ・サール）」が2月14日銀座にオープン！ 升にたっぷりとこぼす「一升瓶ワイン」で、日本ワインを仕掛ける！

気軽なスタイルでワインが楽しめる“カジュアルスタイルのワインバル業態”。その人気はますます広がりを見せている。そんなワインバル業態は、今ではワインの品揃え、料理へのこだわりに加え、提供スタイルなども多様化し、個性的な店が増えて来ている。銀座松屋デパートの2本裏にオープンした、赤いキャノピーと赤い窓枠のファサードがおしゃれな印象の「MA SALLE（マ・サール）」（運営：タベルコーポレーション、代表：林勝氏）。同店は日本ワインと北海道産のひこま豚料理をコンセプトにした、“国産が美味しい”にこだわる、個性派のワインバルだ。ワインと言えば、フランスやイタリアなどのヨーロッパ系に加え、チリ、アメリカなどのニューワールド系を含めた外国産が主流で、多くのバルで扱うのも輸入ワインとなる。一方で、日本で造るハイクオリティな日本ワインは、最近注目度を増している。しかし、まだまだ味わうことも目にするチャンスも多くはない。そんなジャパンクオリティの日本ワインに注目したのが「マ・サール」なのだ。 同店は、同じビルの地下にある「ワイン懐石 囃shiya」の2号店。オーナーシェフである林勝氏の提供する和食ベースの創作料理に合うのは、やはり日本ワインだという。林氏の食へのこだわりが楽しめる店である。「ゆっくりと料理とワインを味わって欲しい」ということから「囃shiya」ではコース料理のみの提供となっている。一方、2号店を日本ワインとアラカルト料理が楽しめるカジュアルな店としているのは、以前から「囃shiya」のお客様の要望もあってのことという。 料理は、北海道・道南アグロ農場産のオリジナルSPF豚のひこま豚と、朝穫れ野菜料理が自慢。おすすめは肉の旨味を堪能できる「ローストポーク」（1200円）。1日限定5食の希少価値の高いメニューでありながら、人気No.1でもある。また、「生ベーコン」（680円）は他ではなかなか食べることができない珍しい逸品。「まるごと豚バラグリル」（750円）やオリジナルの「豚のTATAKI」（880円）も人気が高いメニューだ。ワインバルの定番「パテ・ド・カンパーニュ」（490円）、人気No.2の「野菜たっぷりのオムレツ」（750円）なども用意する。「豚はワサビと塩でシンプルに味わって欲しいです」と語るのは同店を仕切るシェフの小貫健介氏。和食出身の小貫氏は、オーナーの林氏と豚肉専門店で出会い、現在に至る。ひこま豚の美味しさ、クオリティの高さを知ったのもその時だという。 こだわりの日本ワインは赤・白・ロゼ・スパークリングと約40種類近く揃える。産地は、良く知られる長野や山梨のみならず、北は北海道、南は大分や熊本までと広域のワインを置く。スパークリング「山梨 勝沼のあわ」（グラス900円、ボトル4500円）、ロゼ「長野 岩の原ワインにごり造り」（ボトル4300円）など珍しいワインも揃えている。ボトルの白ワインは「秋田 地ワイン大森リースリング」（2500円）から「岩手 プレミアムリースリングリオン」（5400円）まで、赤ワインは「山梨 地ワイン、マスカットベリーA」（2500円）から「大阪 がんこおやじの手作りワイン」（5800円）などの銘柄を揃える。「長野 MUSEE善光寺竜眼」（4000円）は、他店では飲めない一本だという。価格帯のボリュームは2500円から3900円。グラスは日替わりで赤、白、スパークリング、ロゼにサングリアまで8種類（600円前後から1000円以内）用意されている。しかし、なんといっても忘れてはならないのが、一升瓶ワインをまるで日本酒のように、升にたっぷりとこぼす、遊び心たっぷりな「がぶ飲みワイン」。「日本ワインだからこそ、まんま日本酒スタイルで楽しんで欲しい」との想いからメニュー化。知名度も、飲む機会ももう一つな日本ワインでは、そんなユニークな仕掛けも有りだろう。赤・白・ロゼ3種類、全て480円と価格もお手頃だ。 寿司修行の経験もある小貫氏が作る「豚バラの炙り寿司」を近く、オンメニューする予定だという。気軽に日本ワインを楽しめる店づくりと共に、今後、さらに日本ワインに合う新メニュー作りへも意欲的である。ランチには「リゾット」も提供しており、早くも銀座女子に人気となっている。

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