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ダイヤモンドダイニングが初のM&A。西新宿で「寅長」「鳥衛門」など和食ダイニングを7店舗展開するサンプールを完全買収へ


“100業態100店舗”を目指す株式会社ダイヤモンドダイニング(港区東新橋、代表取締役・松村厚久氏)は、6月6日開催の取締役会において、株式会社サンプール(新宿区西新宿、代表取締役・長功一氏)の発行済株式の全株式を譲り受け、同社を子会社化することに関して決議、基本合意書を締結したことを公表した。株式会社サンプールは1977年設立、西新宿中心に「炭焼き 寅長」「炭焼きとお酒 鳥衛門」「創作惣菜 寅 ~TORA~」「炉端と地魚に焼酎 しゃもじ屋」「季節のお料理・地酒 季の膳」など和食ダイニング7店舗を展開している。2007年8月期の業績は売上高7億9,900万円、経常赤字4,000万円。買収価格は5億円。ダイヤモンドダイニングは、「お客様歓喜」という企業理念のもと、従来の飲食事業とは一味違った「非日常性」と「食へのこだわり」を基本的なコンセプトとして、自社で業態開発を行なっている。少数ブランドの多店舗展開ではなく、多様な市場のニーズに合わせた多数のブランドを開発し、出店候補地の実地調査やマーケット分析に基づき、細かい内装や価格帯の設定を行うことで立地に適合した店舗作りを行なってきた。今回、M&Aに乗り出したのは、新規出店のための好立地物件確保が狙いとみられる。正式には7月10日に譲渡契約書を締結、7月15日に株式取得を完了する。同社は6月12日、通算61店舗目となる“うどん・酒・季節料理”の「上野 しのばず屋 切麦庵」を上野にオープンする。松村社長は「サードG」代表幹事。

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