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店主鈴木氏の粋な話を聞きながら食す贅沢感が人気の秘訣!昨年11月にオープンした「鮨すゞき 赤坂店」に注目!

夜になると華やかにライトアップされる外観
店内に入ると純和風の高級感溢れる佇まい。接待や大切な方とのひとときを
鈴木氏の握る鮨はシャリは小さめ、旬のネタを存分に味わえる「限定コース」は8000円~
素材の旨味を最大限引き出した料理の数々。見た目も美しく、味も繊細な逸品が楽しめる

(取材=麻生 怜菜)


2010年11月、赤坂に「鮨すゞき 赤坂店」がオープンした。運営はESTADO(東京都港区、代表取締役:堤 和弘氏)、店主は六本木「鮨けん」にてオープンから立ち上げに携わってきた鈴木 善男氏。伊豆の出身で10代の頃から鮨を握っていたという鈴木氏は、昨年4月に「鮨すゞき 新宿店」を立ち上げ、8月に「おばんざい おでん すゞき」を展開、そして今回、鮨店としては2店舗目の「鮨すゞき 赤坂店」をオープンした。 同店の特徴のひとつは、店主鈴木氏との会話を楽しむこと。初対面では気難しそうに見える鈴木氏だが、旬の素材や季節の行事、礼儀作法、そして氏の昔の武勇伝などを粋のいい口調で語る。第一回日本アカデミー賞でスタッフ1,800食分の仕出し弁当を作った体験談などを、テンポよく鮨を握りながら話し、思わず聞き入ってしまう。最近では珍しいクセの強い店主だが、人情あふれた軽快な口調にファンは多い。店主との会話を楽しみ、熟練の技を見て鮨を愉しみ、「食事」の時間を最大限に満足させてくれる。 外観は、赤坂の中でも華やかな現代的和モダンな佇まい。店内に入ると一変、純和風の高級感溢れる研ぎ澄まされた空間が広がる。入り口目の前にカウンター席が16席、廊下の奥にある掘りごたつの座敷は個室が2部屋、栗や栃、欅の一枚板で作ったテーブルが重厚感を漂わせ、部屋ごとの雰囲気を創り上げている。鮨を置く皿は、大きさや厚さ、台に置いた時にぐらつかないかを何度も試行錯誤し、いくつもオーダーした作品の中から厳選した有田焼の逸品。店の隅々にまで鈴木氏のこだわりが見られる。 料理は、旬の食材を使ってありのままの素材を一番美味しい状態で提供する。構成は、アルコールによってもメニューを変えるなど、お客に合わせて対応する。その日や季節で極めて美味な食材を使った「限定コース」(8000円~)。取材時のコース内容は、蚕豆や玉蜀黍、トマトなどの旬野菜、しまあじの造り、金目の焼き物、蛸と小豆の煮物などのおばんざい、5~6貫の鮨、汁物、デザートが並んだ。 「鮨とはありのまま。調理人は余計なことをするな。ただ邪魔なものを取り除いてあげること、足りないものをちょっと加えることをすればよい」と語る鈴木氏。「素材にできるだけ手を加えない、筍のアクのように余計なものを除くだけ」と、素材の旨味を最大限引き出した料理を提供する。見た目も美しく、味も繊細で丁寧につくられた一品一品だ。品数、内容はその日の仕入状況により異なる。 他には、「にぎり上」(3,150円)、「にぎり特上」(5,250円)、「ばらちらし」(3,150円)など。飲み物は、「生ビール」(700円)、その他日本酒や焼酎も多く取り揃える。 お土産の「にぎり」(1.5人前 5,250円~)、「ばらちらし」(1人前 2,100円)などにも対応している。 個室は、10名までの「けやきの間」(個室料金 3000円)、6名までの「栃の間」(個室料金 2000円)を用意。土地柄、夜遅くまで営業し、テレビ局関係者などが多く訪れる。 今後の展開としては、機会があれば次の出店も考えていると意気込みを見せる。旬食材と美味い鮨は勿論、カウンターでは店主とのコミュニケーションを楽しみ、個室では接待や大切な方とのひとときを過ごす、シーンに応じて楽しめる「鮨すゞき」の今後の展開が楽しみである。

店舗データ

店名 鮨すゞき 赤坂店
住所 東京都港区赤坂3-11-15 赤坂桔梗ビル1F

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アクセス 地下鉄千代田線 赤坂駅より徒歩3分
地下鉄銀座線・丸の内線 赤坂見附駅より徒歩3分
電話 03-3583-9090
営業時間 平日18:00~4:00、土曜18:00~22:00
定休日 日・祝
坪数客数 36席
客単価 12,000円
関連リンク 鮨すゞき 赤坂店
関連リンク ぐるなび(鮨すゞき 赤坂店)
関連リンク ESTADO
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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