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カームデザイン直営3号店、「ビストロ酒場ココット」が第1号店オープンから3カ月のハイスピードで7月1日にオープン実現!

色鮮やかなココット鍋は見ているだけで楽しい気分に。女性客の心も鷲づかみだ!
お店に関わる空気感の全てをデザインしたといえるような店内。人の声や料理のシズル感などが空間に満ちている
カームデザイン直営の姉妹店「ホリエテッパンバール」、「しろワイン酒場コンロ」とリンクした店舗設計になっている

(取材=藤原 由佳梨)


7月1日、大阪・心斎橋の最も人で賑わう心斎橋筋からすぐの立地に、カームデザイン(大阪市西区・東京都港区、代表取締役・金澤拓也氏)自らが手掛ける店舗の第3号店「ビストロ酒場ココット」がオープンした。4月1日の初の同時2店舗オープンから、なんと3カ月という短期間でのハイスピード出店だ。店舗の内装は、基本的には他2店の「ホリエテッパンバール」、「しろワイン酒場コンロ」とリンクした造りになっているが、若干スタイリッシュな雰囲気にまとめられている。そして、なんといっても目を引くのが、カウンターに並ぶカルフルな色のココット鍋。店名にもある、このココット鍋の鮮やかな色合いが食指を動かし、さらに目でも楽しめ、料理への期待を高める。売りのメニューは、言うまでもなくココット鍋を使用した煮込み料理だ。ビストロ、と言いながらも気取った感じはせず、気軽に楽しくお箸で食べられるメニュー構成となっている。まだ大阪では知名度が低く、価格も高いイメージのココット料理だが、「キャベツのとんこつ煮込み」(380円)や、「山さんのローストビーフ」(680円)など、基本的に価格帯は低く設定。鍋のサイズをメニューによって変化させたり、食材の組み合わせを工夫することにより、低価格での提供を実現した。その他、「渡り蟹のトマト煮込みパスタ」(1400円)などのメニューもおすすめだ。プラス300円で、残ったスープを使用してのリゾットもオーダーでき、ココット鍋の特徴を活かしたメニューとなっている。また、あらゆる世界中の食材を美味しく変身させるココット料理の魅力と、ワインの魅力は合い通じるものがあると考え、ワインの種類を豊富に揃えているのもこの店の特徴だ。偏った葡萄品種、偏った原産国にならないよう注意をはらい、バラエティ溢れるワインの世界を楽しめるようなっている。原産国は、フランス・スペイン・イタリア・アルゼンチン・南アフリカ・チリと幅広く、葡萄品種については、白はシャルドネ、シュナンブラン、ソーヴィニヨンブラン、ガルガネーガなど。赤はカベルネソーヴィニヨン、シラーズ、プリミティーヴォ、ネッビオーロなど実に多様だ。リーズナブルな価格設定をしながらもコストパフォーマンスの高いワインを選りすぐることで、客の高い満足度を狙っている。もちろん、接客へのこだわりは強く、他2店舗と同様、「突き抜けろ!」をテーマとした裏の接客マニュアルを使い、「金儲けを考えるな!」「バカになれ!」「楽しさを与え記憶に残れ!」などのサービス5カ条を徹底、お客様に呼ばれる前に、求められていることを先回りしてできるような、きめ細かいサービスを目指す。箱だけのデザインでは、完璧な空気感を作れない、という考えから、人を通してのソフト面でのサービスには徹底的に重きをおいていることは変わらない。カームデザインは、店舗デザインだけではなく、お店にあふれる楽しそうな「声」や「ひと」、「料理のシズル感」などお店に関わる空気感の全てをデザインしている、と言えるだろう。今後も、カームデザインが手掛ける店舗に注目したい。

店舗データ

店名 ビストロ酒場 ココット
住所 大阪市中央区東心斎橋1-18-20 アソルティ心斎橋1F

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アクセス 地下鉄「心斎橋」駅より徒歩2分
電話 06-6245-1733
営業時間 17:00~翌4:00
定休日 不定休
坪数客数 16坪・30席(カウンター10席・テーブル20席)
客単価 2800円
運営会社 株式会社カームデザイン
関連リンク カームデザイン
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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