年々注目が高まる地域食材に関心を寄せる食関連業者を対象に、地域色豊かな商材を扱う食品メーカーや生産者、流通企業が一堂に会する商談会「全国!食の発掘商談会~農商工の宝さがし」が、東日本4エリアの各主要都市で開かれる。その第一段となる関東エリア商談会を1月19日10時~17時30分、東京・池袋のサンシャインシティ文化会館で開催。主催は株式会社インフォマート(本社・東京都港区)。このイベントは農林水産省21年度補正予算 食農連携促進事業に採択されており、農林水産省他が後援する。 関東エリアを皮切りに、北海道エリア(2月18 日・札幌)、東海・北陸エリア(3月10日・名古屋)、東北エリア(3月18日・仙台)の4会場で計600社近くが出展する一大イベントとなる。キャッチコピーは『食にまじめです』。責任者を務める株式会社インフォマートの櫻井サチコ氏は、「国産食材の需要拡大や活性化も視野に入れ、従来の商談会や展示会とは一味違ったイベントとするべく、出展企業と真剣に準備に取り組んできました。地域色を活かしたメニュー開発や、国内生産者との連携による新たなビジネスの発掘にぜひ役立てほしいですね」と意気込みを語る。 関東エリア商談会では、東京をはじめ、茨城、群馬、埼玉、山梨、神奈川、静岡、千葉、栃木、長野の1都9県で計160社近くの企業が出展。農林漁業、加工食品、酒造など地域密着型のビジネスを行っている食品・飲料メーカーや生産者、流通業者などが、展示や試飲食を通してプレゼンテーションを展開する。 同時開催される「食業界のためのシンポジウム」も注目だ。とくに全4会場で開催される「他で聞けない! 地域食&地域色を生かした繁盛店はこう創る!」と題するパネルディスカッションは必見。関東エリア商談会では、パネリストに“地域色を生かした業態開発の達人”として 株式会社浜倉的商店製作所の浜倉好宣氏、“地域食材を生かしたメニュー開発の達人”として株式会社凰コーポレーションの山本浩喜氏ほか、株式会社デリカスイトの堀富士夫氏、日本惣菜協会アドバイザーの勝浦泰男氏が参加。業態開発、店舗やメニュー作りの秘訣など、注目の繁盛店仕掛け人が本音のディスカッションを繰り広げる。コーディネーターは Foodbiz-net.com 代表で東洋大学講師の道畑美希氏が務める。 「ぜひ4会場すべてに足を運んでいただき、その土地の風土と共に商品をご覧ください」と櫻井氏。その他、パートナー農家探しやフード・コミュニケーション・プロジェクト(FCP)、農商工連携などに関するシンポジウムも開催。地域食材に注目するフードビジネス関係者にとっては、タイトルの通りお宝商材発掘のチャンスであり、必見のイベントとなりそうだ。なお、入場は食業界関係者限定(一般不可)で、事前登録もしくは招待状が必要。 ●問い合わせ先 株式会社インフォマート内 事務局(電話03-3434-1147、jfoods@infomart.co.jp) 入場事前登録・関連URL http://www.jfoods.net
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2010.01.14