六本木ミッドタウンの「ロティ」を始めとして、さまざまな業態のレストラン&カフェを全国に展開するスティルフーズ(中央区湊、代表取締役 鈴木成和氏)は12月3日、銀座5丁目に新しい店舗をオープンした。世界的なワインの名産地であるカリフォルニア州ナパ・バレーからインスピレーションを受けて誕生させたという店の名前は、ずばり「NAPA」。「この店に来ていただくお客様には、シンプルだけど、あくまでも素材を活かして丁寧に作られたイタリア料理とともに、選びぬかれたカリフォルニアワインを気軽に楽しんでもらいたいですね」と語るのは、代表取締役の鈴木成和氏。
トータル約80種類のワインリストの中では、カリフォルニアワインが約50種を占め、通常のレストランで1万円以上のプライスが付く「Newton, Puzzle 2005」を8,500円という破格の値段で提供。ボトルのミニマム価格は3,600円からで、4,000円代~8,000円代の吟味されたワインがリストに多くラインナップされているのがカリフォルニアワイン愛好家にはうれしい限りだ。グラスワインは、常時10種から選べ850円~1,400円。銀座のこの立地では、大変リーズナブルな店といえるだろう。
黒を基調とした店内は、半オープンキッチンスタイルで、カウンター席とテーブル席で構成。暗すぎず明るすぎない、ほどよいライティングが、居心地の良さを感じさせてくれる。ワインとともに楽しめるイタリア料理は、素材を活かしたシンプルな料理でありながら、細部にこだわりを感じさせるもの。「季節野菜のカポナータ バルサミコソース」(900円)は、色鮮やかな野菜が丁寧にグリルされ、バルサミコソース独特のコクが効いたやさしい味わいのソースで仕上げられている。パスタはすべて手打ちの日替わり生パスタによって、3種のメニューから楽しめる。「バジルペーストとインゲン豆の”ジェノヴェーゼ”」(1,200円)は、もっちりとしたコシのある生パスタに、バジルのさわやかなソースがよく絡んで美味。その他、前菜、ピザ、肉と魚のメインディッシュ各種など、料理はアラカルトが主体で、ワインに合うバリエーションで構成されている。
営業時間は、平日は18時から翌4時まで。食とワインをしっかり楽しむディナーの店として、また、深夜にワインを主体に楽しむワインバーとして、さまざまなシーンで利用できるのも、銀座族にはうれしいところ。
店舗データ
店名 | NAPA |
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住所 | 東京都中央区銀座5-9-1 銀座コティビルB1F |
アクセス | 銀座駅A5出口より徒歩1分 |
電話 | 03-6253-7540 |
営業時間 | 月~金18:00~4:00 (LO 3:00)、土18:00~23:30(LO 22:30 ) |
定休日 | 日・祝 |
坪数客数 | 22.92坪・28席 |
客単価 | 5000円 |
運営会社 | 株式会社スティルフーズ |
関連リンク | NAPA |