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串カツとどて焼の赤坂「聳え」が2号店、炭火と魚の聳え別邸「となり」を4月16日オープン!

一枚一枚異なるメッセージのオリジナル取り皿

2007年10月にオープンの串カツとどて焼の「聳え(そびえ)」を経営するスキノップ(港区六本木、代表取締役・青井優氏)は4月16日、同店徒歩3分の地に2号店目、炭火と魚の聳え別邸「となり」を赤坂・田町通りにオープンした。
青井氏は、現在29歳で、高校生の時から“将来は居酒屋をやろう”と決めていたといい、大学を出て新卒で際コーポレーションに入社、その後フードスコープに移るなど、6年の経験をたのち、一昨年独立し、「聳え」をオープンさせた。
1号店の「聳え」は、柔道家で日本一となった、氏の父親の本名。実は新店の「となり」も、氏の母親が、いつも父の“隣り”にいたことから、暗喩で母をさして名づけたもの。「母は千鶴子という名前なんですが、そのまま使うと、スナックみたいになってしまうので(笑)、ロゴマークを鶴の絵にしました」と微笑ましいエピソードを明かしてくれた。
店内は、元々木造の古民家だったもので、天井は吹き抜け。深いこげ茶の木壁には、聳えの常連客の解体業者さんからもらった鬼瓦と、アンティークの欄間を飾った、純和風のシンプルな内装だ。
メニューは「聳え」の常連客に、食べたいもののリクエストを聞いて反映させたもので、看板料理は、炭火で焼かれる串焼き。「しし唐」(180円)から「豚バラ」(300円)までの串は、約20種ほどで、価格は決して安くはないが、その分パーツは大きく、ボリューム感があるのが特徴。中でも自家製「塩つくね」(300円)は、鶏・牛・豚のいいところだけを使用して開発した最高傑作というイチオシメニュー。また「しいたけ」(300円)は、焼くときにひっくり返さないため、椎茸からでた出汁の水分をそのまま食べさせるという提供の仕方が好評だ。
さっぱりと味付けしたキャベツに塩こんぶをのせた「人気の昆布キャべ」(480円)、店名を冠した伊達鶏の胸肉入り具沢山グリーンサラダ「となりサラダ」(800円)、刻んだ刺身や沢庵、山芋などを海苔でまいて食べさせる「十色納豆」(730円)、食事系では大阪のローカルフード「大阪名物カスうどん」か「油カスとチャンジャの汁かけ汁」(各730円)が人気。
コースは3,500円、4,000円、4,500円までの3種があり。客単価は4,000円。ドリンクは生ビール550円、サワーやカクテルが450円から600円などのほか、焼酎が500円から700円、芋・麦・米・黒糖・泡盛まで20種以上と充実させた。
特筆すべきは、オリジナルで作った有田焼の取り皿。こちらは1号店からはじめたものだが、新たにオーダーした120枚の皿は「今を生きる」「一生勉強」「出会いは奇跡」「明日も最高」など、既存店の常連客から公募した格言や前向きなど、一枚一枚異なるメッセージが描かれており、会話のネタになるなど受けている。
スタッフは全員明るくて元気な体育会系で「僕ら決して器用じゃないけど、全力でやらしてもらいます!」を合言葉に、2店舗で年商1億円を目指したいと抱負を語る。

店舗データ

店名 聳え別邸「となり」
住所 東京都港区赤坂3-7-9 2F

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電話 03-6459-1680
営業時間 ディナー18:00〜4:00(L.O.3:00)
土・祝ディナー18:00〜23:30(L.O.22:30)
定休日 日曜
坪数客数 48席(カウンター6席・テーブル42席)
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※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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