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てっぺん独立2店舗目「型無」が、10日16日、2号店「居酒屋 かたなし 三軒茶屋店」をオープン

客席は大テーブルとカウンター席で構成。
店長の百瀬由佳氏(右)、スタッフの岩本有希氏。

学芸大学に「居酒屋 型無」を経営する型無株式会社(代表取締役・矢野潤一郎氏)は、2号店となる「居酒屋 かたなし 三軒茶屋店」を10月16日、三軒茶屋にオープンした。場所は、三軒茶屋駅近くの飲食店が密集する三番街エリア。元スナックだった7坪の物件を全面改装し、和風居酒屋に再生させた。デザインは、飲食店の設計・施工実績300店舗以上を誇る有限会社スタジオムーン。改装のポイントは、天井の高さを生かして解放感を出した点。また、厨房は背中を見せることなくつねに客席を見ながら調理できるよう、ガス台は置かずにカウンター側の作業台にバーナーを設置した。カウンター以外の客席は大テーブル1卓のみを設置し、厨房のライブ感をそのまま感じられるような空気感をもたせている。店長を務めるのは、てっぺんグループで5年間勤務し、渋谷「女道場」で初代店長を務めた百瀬由佳氏。コンセプトはズバリ“笑顔”。女の子が笑顔で働いていて、お客も笑顔になって帰れるような元気を与える店づくりは、てっぺんイズムを継承したものだ。料理は、お客の目の前で仕上げる「変りダネだし巻きたまご」と「気まぐれ煮込み」が2本柱。だし巻き玉子は、毎日カツオ節と昆布、椎茸でとるだしをベースに、「ぷれーん」(450円)、「お好み焼き風」(480円)など常時6種類前後を用意する。また、煮込みは赤、白、黒のカラーで分け、「牛すじコチュジャン煮込み(赤)」、「ネギどっさり豚角煮(黒)」などのほか、トマトやデミグラスソースなど、和洋中にとらわれないオリジナルの内容を工夫する。その他、「骨付きモモの煮込み揚げ」(1本400円)や、「かぼちゃクリームの石焼きドリア」(600円)なども用意。客単価は2500円だ。矢野氏は、バンクーバーで育ち、バンクーバー・上海・東京で居酒屋を立ち上げるという異色の経歴の持ち主。24歳で帰国し、1年限定で居酒屋てっぺんに入社し、自由が丘店の料理長として活躍後、てっぺんからの独立2号店として「型無」をオープンした。「もともと3店舗と思っていたのですが、いい感じにスタッフが育ってきたので、彼らが挑戦できる場を増やすために4店舗は出す予定です」と矢野氏。10月からは川崎の居酒屋「一心」も業務委託で経営しており、来年にももう1店舗出店の予定だという。 

店舗データ

店名 居酒屋 かたなし 三軒茶屋店
アクセス 東急田園都市線三軒茶屋駅より徒歩2分
定休日 日曜
客単価 2,500円
運営会社 型無株式会社
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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