実績ある飲食企業が、飲食店で独立したい人を全面バックアップ!
今春の新幹線開通に沸く福井県。ところが有効求人倍率が70か月連続で全国1位という深刻な人手不足に直面しており、飲食店の経営は一層厳しさを増している。斎藤社長はこう振り返る。「コロナ禍で手厚い助成金が出た東京と地方では格差が開き、福井では多くの店が借金を抱えた。人手不足で営業時間を制限せざるを得ず、物価高騰の影響もあり、潰れていく飲食店が後を絶ちません」。
そんな現状を変えたいと齋藤氏が打ち出したのが独立支援制度「バックアップ飲食店」だ。齋藤氏は「1人でも営業可能な小規模店舗(15坪以下)に特化し、弊社で店舗管理とバックオフィス業務を一括でサポート。出展者が現場に専念できる環境を提供します」と説明する。
同社が物件を借り上げ、厨房や内装までの初期投資を負担。出店者は保証金を払うだけで、営業許可を取れば開業が可能になる。売上金は一旦同社に入り、同社が経理、人件費計算、家賃・光熱費の支払いなどを行ったうえで出店者に収益を還元するスキームだ。
既に福井で50代の女性が出店に成功した。これまでは専業主婦として過ごしていたが、子育ても一段落し「自立したい」と願っていた矢先にぼんたグループと出合いがあり、この制度を利用し開業に挑戦。わずか3カ月、カウンター10席の店舗で月商150万円を達成している。「飲食未経験でも、熱意や技術があれば歓迎。ノウハウを持つ我々のバックアップを受けられるため、開業リスクを大きく軽減できます」(齋藤氏)。
今後は「バックアップ飲食店」で地方の観光地や商店街へ出店し、地域活性化を目指す。齋藤氏は「有名観光地の近くに、質の高い飲食店を増やしたい。食で地方を元気にしていけたら」と意気込む。同社では「バックアップ飲食店」で出店したい希望者を募集している。福井はもちろん東京や他の地方でも歓迎している。「店を持ちたい」という思いを持ちながらも資金面や経営面で課題を抱える独立希望者の成功をサポートする。
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