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目黒の超繁盛店「大衆ビストロ ジル」の3号店「大衆ビストロ 煮ジル 五反田店」が学芸大学の2号店に続き、五反田西口に11月11日オープン

美味しい煮込み料理が楽しめそうなポップなグラフィックの看板が半地下へ降りる目印
ガラス越しに店内の様子がうかがえる
必ず食べて欲しい「絶品!エイの煮込み~アンチョビバターソース~」(900円)
高級食材を惜しみなく使用する「仔羊鞍下肉のコンフィ~そのジュのソース~」(1400円)
代表取締役 吉田裕司氏

(取材=下前 ユミ)


“大衆スタイル”ד本格ビストロ料理”で目黒の超繁盛店となった「大衆ビストロ ジル」(経営:JILLION、代表取締役 吉田裕司氏)の3号店「大衆ビストロ 煮ジル 五反田店」が、JR五反田駅西口に11月11日オープンする。出店する街で働く人や居住する人の日常のひとコマとなり、明日への活力を与える街のエナジースタンドとなることを企業ミッションに掲げる同社。同時に、スタッフの活躍の場をつくる縦の組織化を図ることを念頭に置き、出店計画を立てている代表の吉田氏。同店は、煮込みやコンフィなどの“仕込み調理ができるビストロ料理”を主としたセカンドコンセプトの2号店「大衆ビストロ 煮ジル 学芸大学店」と同ブランドであるが、「独立支援の暖簾分け店」の位置づけではないのが大きな違いだ。今回の出店は、「煮ジル」のコンセプトが主要駅でビジネスモデルと成り立つのか検証する目的も含め、直営で展開される。

立地は、美味しい煮込み料理が楽しめそうなポップなグラフィックの看板が目立つ半地下。階段を降りた先には、手前にバーカウンター、奥にオープンキッチンを構えた奥行きのある空間が広がる。スタッフ総出でワイン箱を分解して貼付けたカウンターや壁面は、既存店同様に温もりを感じさせる。また、ビストロ色の強い「ジル」に比べて、「煮ジル」は居酒屋に寄せた店舗つくりになっており、店内のグラフィックにも漢字やひらがなが多用され、お客に訴求する。

料理は、オーダー後に素早く提供できる300円台のつまみから、しっかりお腹を満たすビストロ料理定番の煮込みとコンフィをメインに構成される。既存店同様に、調理技術と手間隙を惜しまないことで商品価値を高め、日常使いを意識した割安感を感じさせる価格設定で提供する。大衆酒場の醍醐味でもあるドリンクは、ジャンルに拘らず、お客が好きな酒で美味しい料理を楽しむことができるように、シニアソムリエが選ぶコストパフォーマンスの高い「ワイン」をはじめ、「ビール」「ハイボール」「サワー」など幅広く揃える。既存店同様に+300円でメガサイズの「男気ジョッキ」にサイズアップが可能だ。

現在、定住率の高い住宅街の学芸大学に出店した2号店は、1日2回転以上をキープしており、確実にファンを獲得していると言える。さらに、このことから1号店の目黒ジルのブランド力が通用することが実証できたとも判断できる。「オフィスと住居が混在する街の駅に旗艦店となる直営店を置き、その沿線に旗艦店のブランド力を使うことができる暖簾分け店やスタッフのキャリアプランを実現するための店舗展開を5年で10店舗行う計画です。料理人が望むのであれば、自社製造のPBラボも考えています」と今後の展望を語る吉田氏。料理人は技術と能力を駆使した料理で感動を、接客ならお客に気配りを効かせて驚きを与えるサービスで“ワンサプライズ”を。対応力を培ったスタッフの活躍の場を増やすことが、店舗展開となり、その街に貢献する店であり続けることに繋がっていく。企業ミッションである“明日への活力を与える街のエナジースタンドとなること”が実現できない状況下での出店は行わないと開業時から話していた吉田氏の理念は、一貫して変わらないままだ。「五反田は難しい街なので、目黒店、学大店同様に最初は苦戦すると思いますが、地道に営業を重ねていき、地域の方々に愛されるお店になるよう努力します」と初心を忘れない同氏に今後も注目だ。

 

店舗データ

店名 大衆ビストロ 煮ジル 五反田店
住所 東京都品川区西五反田2-18-3

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アクセス JR五反田駅西口から徒歩2分
電話 03-6417-0336
営業時間 月~土 17:00~翌01:00、日 17:00~23:00
定休日 年末年始
坪数客数 22坪 48席
客単価 3500円
運営会社 株式会社JILLION
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※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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