“本格派×日常使い”を両立。「Bistro BOO」が目指す新しいビストロ
料理は遠藤氏のクラシックな技を生かした本格的なビストロ料理。丁寧に下ごしらえされた料理に、オーダーが入ってからさらに一手間も二手間もかけて供される。そんな料理が、例えば前菜であれば、ほぼ1000円以下のリーズナブルな価格に設定されており、ボリュームも2人でシェアできるぐらいの量がある。
「料理が供されたときの驚きを大切にしています。おいしいかった、今日はお腹いっぱいでもう食べられないけど、次、違うのを食べに来よう。それが『俺の』のスタイル。今、ビストロでも飲んで食べると8000円とか10000円とか普通にかかります。『俺の』のように価格破壊とまではいかなくても、居酒屋のように日常使いできる店にしたいと考えています」(金子氏)。
メニューにはフレンチ好きが“こんな料理が食べたかった”と思うようなものが並ぶ。冷菜では「にんじんのムース~生ウニをのせて~」(990円)「旬鮮魚のカルパッチョ~ユズ香るヴィネグレット~」(990円)、温菜では「国産牛ハツのコンフィ~グリヴィッシュソース~」(1045円)「フィセル・ピカルド(熱々クレープグラタン)」(880円)と税込み1000円までのメニューがバリエーション豊かにそろう。メインは「大山鶏ムネ肉のピカタ~バターチキン~」(1848円)と同店のスペシャリテ「フォアグラ入りロッシーニ風パイ包み~トリュフソース~」(3058円)が人気。ロッシーニ風パイ包みは、「俺の」の看板メニュー、ステーキとフォアグラのロッシーニ風を王道フレンチのパイ包み焼きで表現した。〆の「豚肩ロース塊肉のラグーパスタ」(1408円)「黒舞茸『真』とベーコンの炊きたてピラフ」(1408円)も好評だ。
ドリンクはワインのほか、サワー、ハイボール、ビール、クラフトジンなどもラインアップ。一番良く出るのはやはりワインだという。ソムリエがフランス、イタリアの自然派ワインを中心に厳選。グラスに並々とそそがれる「BOOの泡」は825円から、120ccと飲みごたえのあるグラスワインは赤、白、オレンジ10種類と種類豊富で価格も600円からと、こちらも料理に負けずにリーズナブル。ボトルも3500円の手ごろな物から15000円の高級ワインまで揃っている。「週一でも来てもらえるような手頃なものから、いいものを飲みたいという人にも応えられるように、種類には幅を持たせています」(金子氏)。

「にんじんのムース〜生ウニをのせて〜」。ニンジンを2時間ぐらい炒めて、うま味と甘さを凝縮。ニンジン臭さはまったくない。トッピングは季節によって、ズワイガニなどに変わる

「フォアグラ入りロッシーニ風パイ包み〜トリュフソース〜」。たっぷりの牛肉とフォアグラをパイで包んだ贅沢な一品。ニュージーランド産発酵バターを使ったパイ生地はサクサクで、トリュフの甘いソースがさらにリッチな気分を盛り上げる
店舗データ
| 店名 | Bistro BOO(ビストロ・ブー) | 
|---|---|
| 住所 | 東京都新宿区荒木町3-11フォレストビル1F | 
| アクセス | 丸の内線「四谷三丁目」駅より徒歩3分 | 
| 電話 | 03-6457-4810 | 
| 営業時間 | 【火~金】17:00~23:00(LO22:00)、【土日祝】15:00~23:00(LO 22:00) | 
| 定休日 | 月曜 | 
| 坪数客数 | 21坪42席 | 
| 客単価 | 5000~5500円 | 
| オープン日 | 2025年9月17日 | 
| 関連リンク | Bistro BOO(Instagram) | 



















