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笹塚に「Munu(ムニュ)」が開業。「笹塚ボウル」直営レストランに9年、キャリア豊富なオーナーの日替わりジャンルレスな料理が楽しめる”ワイン屋“。地元愛を胸にドミナント展開を目指す

5月9日、笹塚に「Munu(ムニュ)」がオープンした。オーナーシェフの堀本一輝(かずき)氏はキャリアのスタートがパティシエという異色の経歴。料理に転向後、代々木上原「dish(ディッシュ)」、笹塚「MANIMAL(マニマル)」など数々の厨房で腕を振るってきた実力派シェフだ。満を持して独立し、自身が理想とするワインと自由なスタイルの料理を気軽に楽しめる場所を作った。地元・笹塚への思いも強く、今後は同エリア内で5店舗の展開を目指すという


独学で築いたジャンルレスな料理スタイル

新宿駅や渋谷駅へのアクセスが抜群で、古くから住宅地として人気が高い笹塚。駅周辺の商店街を抜け、背後に落ち着いた住宅街が広がる水道道路沿いにワインの店「Munu(ムニュ)」がオープンした。ガラス張りになった店舗前面が道路に面し、通りからワインセラーにズラリと並ぶワインや清潔感のある店内の様子がうかがえる。どんな店なのかと道行く人々が立ち止まって覗いていくのが印象的だ。

堀本氏は福島県相馬市出身。パティシエを志すようになったのは、高校時代に東京の洋菓子店の本に出合ったことからだ。東京のケーキの美しさに衝撃を受け、専門学校の製菓部門に進学した。卒業後、都内の有名ホテルやミシュラン三ツ星レストランが運営するパティスリー部門で経験を積む。その後、入店したレストラン等でパティシエから料理人に転向。料理に本気で取り組みたいと思うようになってからは、どんどん料理が好きになり、のめり込んでいったという。

どんな料理を学んだのかと尋ねると、「ほぼ独学です。ですからフレンチ出身か、イタリアン出身かと問われても、どちらとも言えないんです」と堀本氏は語る。料理人として転機となったのは代々木上原のカフェ「dish -tokyogastronomycafe(ディッシュ トーキョーガストロノミーカフェ)」。当時の「dish」店長に京王興産が運営する「笹塚ボウル」を紹介してもらう。併設のレストラン「MANIMAL(マニマル)」の料理長に就任し、同社の飲食事業部の部長も務めるなど、9年間在籍することになった。

店舗前をウッドデッキに改装し、ベンチを置いている。道路を挟んだ向かいは公園になっており、抜け感があるのが気持ちいい。今後はベンチで外飲みも可能にしたいそう

店舗データ

店名 Munu(ムニュ)
住所 東京都渋谷区笹塚3−9−3

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アクセス 笹塚駅から徒歩8分
電話 070-8575-6712
営業時間 月~木11:30~14:00、17:00~23:00、金~土17:00~0:00、日・祝14:00~20:00
定休日 月曜
坪数客数 15坪18席
客単価 7000円
オープン日 2025年5月9日
関連リンク Munu(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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