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武蔵小杉に「Five bird(ファイブバード)」がオープン!新卒から14年間エー・ピーカンパニーで修業したオーナーが独立、王道を守りつつこだわりを表現した「五感で楽しむ新焼鳥」


各部位に最適な味付けを施した「五感で楽しむ新焼鳥」

テーマは、「五感で楽しむ新焼鳥」。焼鳥には主に信玄鶏を採用し、定番のタレ・塩だけでなく、多彩な部位を部位ごとに異なる味付けで提供する。例えば、「ふりそで 3種のブレンド塩×山葵」(アラカルト価格以下同、330円)、「せせり ディジョンマスタード」(350円)、「ハツ ショウガ×ホワイトペッパー」(280円)、「骨抜き手羽先 ネギ×レモン」(380円)、「皮  スパイス×レモン」(300円)といった具合だ。本間氏が培ってきた焼鳥のノウハウを活かしながら試作を重ね、各部位に最適な味付けを開発したという。

こうしたテーマを採用したのは、王道を守りながらもこだわりを視覚や味覚でわかりやすく表現したかったから。「高級店では提供時に説明がある場合もあるが、説明がなければどれほど良質な鶏を使っていてもただ”美味しい”で終わってしまい、もったいない。味だけでなく見た目や香り、さらに店員による丁寧な説明を通じて付加価値を提供する必要があると考えています」。

その日のおすすめ串5本をコース形式で提供する「[Five bird流]必食5本コース」(1500円)も用意しており、お客の多くがこのコースを頼むという。季節の野菜を入れた「日替わり野菜串」は一律250円。前菜や焼鳥の合間に野菜串のプレートを客席へ運び、視覚的に訴求する。

さらに、本間氏の地元の名店「小田原おでん本店」からタネや出汁を仕入れる「小田原おでん」も提供。「大根と肉味噌山椒」(280円)、「白滝ととろろ昆布と結び昆布」(380円)など6種ほど揃える。焼鳥が通年で安定した需要を持つ中、おでんは季節感を打ち出し単価アップを目指す柱として採用した。また、「おでんならカウンター内で接客しながら比較的簡単に提供できて、効率的な人材配置を行えるのもメリットで導入しました」とも話す。そのほか、みやざき地頭鶏を使用した「地鶏むねたたき」(1280円)や「地鶏のレバ刺し」(980円)といった刺し、逸品、〆には「炭火タレ焼鳥と季節野菜の釜飯」(1480円)まで揃える。

ドリンクの目玉は、100本以上を揃えたワイン(グラス1000円~、ボトル4500円~)。前職で取得したソムリエ資格の知見も存分に活かし、ボトルは各国の代表的な品種に加え、焼鳥や料理に合うものをテーマにセレクトしている。ほか、「生ビール(サッポロ黒ラベル)」(680円)、サワー(600円~)、焼酎(650円~)、日本酒(60ml、800円~)、ハイボール(600円)、ソフトドリンク(480円~)など多様なラインナップを揃えており、幅広いニーズに対応する。

注文時、お客には写真のような焼く前の串と味付けの食材を並べたプレートを提示する。これも「五感で楽しむ」ための仕掛けだ

「小田原おでん」の品々。写真撮影時のラインナップは、中央が「いか天ときのこ」、時計回りに「白滝ととろろ昆布と結び昆布」「たこ天とあおさ海苔」「大根と肉味噌山椒」「つみれとわかめの梅味噌添え」「手羽元とうずら」。さまざまな練り物メーカーの商品を活用し、「地元メーカーの活性化に貢献できれば」と話す

店舗データ

店名 Five bird(ファイブバード)
住所 神奈川県川崎市中原区新丸子東2-897-11 ラポール新丸子 103

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アクセス 武蔵小杉駅から徒歩3分、新丸子駅から徒歩3分
電話 044-948-9080
営業時間 火水木金17:00~22:30(LO料理21:30、ドリンク22:00)土日16:00~22:30(LO料理21:30、ドリンク22:00)
定休日 月曜
坪数客数 20坪26席
客単価 6000~6500円
オープン日 2025年6月17日
関連リンク Five bird(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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