目黒に「camalice（カメリーチェ）」が開業。グローバルダイニング「権八西麻布」をコロナ後V字回復させた店長が独立、農場直送こだわり野菜の創作イタリアンで多彩なニーズに応える

「こんな店が欲しかった！」目黒で長く愛される店に

周辺には住宅地が多く、客層は30～40代の地元客が多いという。「つまみを食べながら、ちょっと飲むといった店が少なかったのでうれしいという声をよく聞きます」と近藤氏。チャージをとらないことも店のポリシーで、夕飯代わりにビールとパスタでお腹を満たしたり、つまみでゆっくり飲んだりと多彩に利用できるのも魅力だ。

今後は2店舗目を目指していく予定だそう。「アイデアはたくさんあるんです。実は和食をやってみたいんですよね」と近藤氏は将来への計画を笑顔で語る。「camaliche」という店名には柔軟性や多様性、幸せ、喜びといった意味が込められている。時代やお客のニーズに応えながら、目黒で長く愛される一軒になりそうだ。

左が代表の近藤克哉氏、右が店長の齊藤久士氏。店長や料理長など店舗のスタッフは、近藤氏と共にグローバルダイニングで働いてきたメンバー。抜群のチームワークで店を盛り上げる

（取材＝小田中 雅子）

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