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今年の夏は海の家とのコラボレーションで、都内から進出した期間限定店舗が立ち並び、夜も楽しめる鎌倉湘南周辺エリアに注目!

鎌倉由比ガ浜の中心にある「クイックシルバー」今年は都内から進出したサイタブリアの料理が楽しめる
ランチメニューの「チキンブリトー」(1000円)。料理はサイタブリアやローダーデールの今までの経験を生かした料理が並ぶ
「クイックシルバー」シェフの吉田正樹氏とホールマネージャーの竹澤雅代氏
朝採れ鎌倉野菜をふんだんに使った「UMIGOYA」のメニュー「鎌倉野菜のバーニャカウダ」(1000円)
アガリコビーチハウスのオーナー大林芳彰氏(左)、スタッフの酒井亮氏(右)、リトルタイランドオーナー平山裕氏(中)

鎌倉湘南周辺の海岸沿いの海の家に都内からの進出が目立つ。由比ガ浜の中心にある20年以上続いているビーチハウス「クイックシルバー」は、毎年変わるモダンな内装デザインと、ディナータイムも営業をしていることで、以前から知られていたが、今年はサイタブリア(代表:石田聡氏)がフードとサービスの部分でコラボレーションをしている。サイタブリアといえば、西麻布にあるバー「サイタブリア」、六本木ヒルズにある「ローダーデール」そして、昨年ミシュランで星を取得した「レフェルヴェソンス」を経営し、時代を先取りし続けている。「どんな食事でも食べたいと思ってくれる人がいれば、フレンチでも海の家でも同じと思い、やろうと決めた」と女将の石田弘子氏は言う。「12年間の経営の中で、お客様のライフスタイルも変化していき、独身だった方が結婚して子供ができ、以前サイタブリアに来ていた方が、ビーチハウスに家族で来てくれる。飲食というのは、食が人と人とを繋げ、一緒に進んでいく」「ビーチハウスをやって良かった」と同氏は言う。内装はウッドデッキとアウトドア用のラウンジチェアで、ゆったりと座れる空間が広がる。スタッフも都内から7名連れ、サイタブリアの心地よい雰囲気を作りあげている。料理は味のクオリティを大切にし、都内にあるセントラルキッチンの「サイタブリアフードラボ」で仕込んだものを毎日運び、サイタブリアやローダーデールのこれまでの経験を生かした料理が並ぶ。ランチは「ハワイアンガーリックシュリンプ」(1200円)、「ポキ丼(まぐろの漬け丼)」(1100円)、「チキンブリトー」(1000円)などのワンディッシュメニューも多い。ディナーは、アペタイザー、メイン、サラダ、パスタからの構成で、「ローダーデール自家製パテとリエット」(800円)、「おしゃれカレーホタテとサーモンのレッドカレージャスミンライス添え」(1300円)、「サイタブリア名物ポークチョップ」(2000円)など、どれも酒などと一緒に楽しめるものばかりだ。ドリンクは、生ビール(600円)や、グラスワイン(600円)、ハイボール(400円)、そして、ボトルシャンパン(6000円)など、昼、夜どちらも対応している。20年以上も続いている同店には、以前からの常連客が多く集う。鎌倉の大人が楽しめるスポットが、さらに料理のクオリティを上げ、新たな空間に生まれ変わっている。市の条例により、8月31日までという限定の営業だが、オーシャンビューの自然の中で楽しむディナーはこの夏、一度は試してみる価値のある店の一つだ。片瀬江の島では、バルニバービ(代表:佐藤裕久氏)が「The Beach House(ザ ビーチ ハウス)」の2~3階部分に「Restaurant GARB(レストラン ガーブ)」をオープンさせた。窯焼きのピッツァや近郊の小田原漁港から仕入れた魚料理をメインとする。モーニングは「アサイーボウル」(850円)、「ミックスブレックファーストプレート」(1200円)、ランチは「GARBランチ」(1600円)、ディナーは「アンティパストプラッター」(2300円)など。ワインはカリフォルニアワインを中心にグラスで10種、ボトルで40種取り揃えている。葉山一色海岸では、都内に「BeTTei」や「くおん」を手掛けるケーツーシステム(代表:松島健二氏)がビーチハウス「UMIGOYA(うみごや)」のフードとドリンクの一部をプロデュースしている。葉山エリアは日帰りをするには少し距離があることから、鎌倉、逗子に比べ、地元客もしくは滞在型の客がメインで日常に密着している。SPAやYOGAスタジオの併設されたものなど、個性的なビーチハウスが多い。ここ「UMIGOYA」は10年以上続く一色海岸で人気のビーチハウスで、地元に密着しリピーターも多い。元々YOGAを早くから取り入れていたが、今年から食事にも力を入れ始めた。早朝からブレックファーストの部、ランチの部、平日の夜の部、土日の終日の4部門に分け、今回松島氏は平日の夜と土日の終日を担当し、クオリティアップを図る。元々都内の店舗では松島氏の地元である鎌倉野菜を利用しているが、今回も得意の鎌倉野菜をふんだんに使った料理などを提供し、ボリューム満点の土日のランチや夜の居酒屋利用を狙う。各500円の「和風味噌ラタトゥイユ」や「トロトロ焼豚」などのワンコインタパス、「豚ロースの玄米塩麹漬け焼き」(1000円)、「葉山産釜揚げしらす丼」(1000円)など、葉山のロケーションをいかした良質な食材を使って、ちょっといい食事を提供し、大人が楽しめるビーチハウスを提案している。由比ガ浜に8月11日オープンする「アガリコビーチハウス」(ビックベリー 代表:大林芳彰氏)は、リトルタイランドの一角に場所を構える。時期は少し遅めのスタートにはなるが、空いた区画に急遽入る形で1週間前に決まり、期間が短いこともあり、主催者の配慮で好条件での出店が可能になったため引き継いだ。「実は来年海の家をやりたいとは考えており、近くにグローバルの大先輩でもある、サイタブリアの石田夫妻がいるので、安心してやれると思った」と大林氏。池袋の本店がバリ島のビーチBarのイメージなので、本店のコンセプトはそのままに、屋台の雰囲気を出した。「都内3店舗のお客様にも来ていただける」ことも狙いの一つだ。アガリコのメニューをさらにカジュアル化して、店舗でも人気のガーリックシュリンプや、スパイシーチキンウィングなどをオール500円で提供。その他、メインとなるインドネシアのやきそば「ミーゴレン」(900円)などを提供する。仕込みは全て池袋の本店で行ない、同じ味を楽しんでもらえるように努めて、アジアンバルの雰囲気をつくる。今後はアジアンビストロの先駆けとして、多店舗展開もしていきたいと考えている大林氏は、いつかはハワイなどでもやっていけたらと語る。いずれの店舗も昼間は観光客のための海の家の機能を持ち、夜はディナー営業。海辺で食事と酒をゆっくり楽しめるようなコンセプトで、海の家の使い方も多様化してきている。

(取材=若山 弥生)

店舗データ

店名 クイックシルバー
住所 神奈川県鎌倉市由比ガ浜4丁目
アクセス JR鎌倉駅より海側へ徒歩15分、
江ノ島電鉄「由比ガ浜」または「和田塚」より徒歩7分
電話 0467-23-3000
営業時間 10:00~16:00、17:00~22:00(L.O.21:00)
定休日 無休
坪数客数 300席
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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