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編集長コラム

世代交代”と”価値観の変化””

安倍晋三新政権がスタートした。永田町は安倍総理より上の世代と下の世代との激烈な世代間戦争"が始まることになる。上の世代は人脈や経験を振りかざし既得権確保に血眼になる。一方、下の若手たちは「俺たちの出番だ」と実力を省みず軽挙妄動に走る。"

PROFILE

佐藤こうぞう

佐藤こうぞう
香川県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、日本工業新聞記者、雑誌『プレジデント』10年の編集者生活を経て独立。2000年6月、飲食スタイルマガジン『ARIgATT』を創刊、vol.11まで編集長。
その後、『東京カレンダー』編集顧問を経て、2004年1月より業界系WEBニュースサイト「フードスタジアム」を自社で立ち上げ、編集長をつとめる。


今回の世代交代のタイミングは、憲法問題にしろ教育問題にしろ、ちょうど時代の価値観の大転換期と重なっている。「金脈」や「人脈」をベースとした “義理人情政治”はもはや意味を成さず、「新しい日本(安部サン的には「美しい日本」」の背骨や軸となるような価値観の創造こそが政治を動かすギアになる に違いない。その点、安倍総理、彼の同世代、そして若手たちの真価が問われる局面である。 飲食業界での“世代交代”の波も激しい。また、「飲食店」をビジネスモデルとしてどう考えるかといった“価値観の変化”も急速に進みつつある。もは や東京レストランマーケットでは、一部FF・FR業態を除く既存のチェーン・オペレーション手法に基づく「一業態多店舗展開」は過去の価値観となった。 「多業態少店舗化」が新しい価値観であり、若手経営者たちの中には「マルチコンセプト・マルチ業態で100店舗、200店舗を目指す」と語るトップも現れ てきた。 あるいは「FL55%以下」「月坪売上30万以上」といった収益の方程式でさえ、「そんなものは昔の価値観だ。私はFL65でも70でもいい、利益 率が10%割っても、お客が喜んでくれスタッフが生きがいを感じてくれればそれでいい」と言い放つ経営者もいる。言い方を替えれば「個性こそが価値観」と いうことである。オーナーが10人いれば10の考え方があっていい。それが成り立つ業界が飲食ビジネスなのである。食のビジネスは「一物多価」がベースで ある。それにならえば、「一店多価」の時代がやってきたということか。

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