
事業戦略部 部長、事業承継・M&Aシニアエキスパート。千葉県出身、慶応義塾大学卒。2006年上場経営コンサルティング会社入社。経営コンサルタントとして中小企業向けのコンサルティングに従事。2011年当社のMEBO後、2013年よりM&A部門の主力メンバーとして事業化を実現。大企業から中堅・中小企業、および投資ファンドまで多くの支援実績を有し、特に飲食業界のM&Aにおいて数多くの成約実績を有する。2019年より現職。
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M&Aには十人十色の理由がある
会社の株式を譲渡する、若しくは一部の事業を譲渡する、という決断に至った経営者は、結局何を目的としていたのか?M&Aがどのような目的で使われ、その結果として何が期待されていたのかついて、今回はご説明します。M&Aはあくまで一つの手段であり、その手段は全てのオーナー経営者が持ちうるものです。まずはその意味を理解していただき、他の選択肢と並べて検討して頂けるようになっていただきたいと思います。
M&Aには、その目的に応じて様々な手法がありますが、中堅中小企業のM&Aにおいては、そのほとんどは事業の譲渡、若しくは株式の譲渡、となります。10店舗経営している店舗の内5店舗だけを譲渡する、若しくは株式を保有している経営者がその株式を他社(者)に譲渡する、というような形です。