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新しい飲食のカタチ、「シェアリングブランド」で商機を拡大。宅配で月商250万~300万円の実績をもつ韓国フライドチキン「CRISPY CHICKEN n’ TOMATO」がサービス拡大に向け、加盟店を募集中

E-MATE (東京都新宿区、代表:石川玉雪氏)が立ち上げた韓国フライドチキンのブランド「CRISPY CHICKEN n’ TOMATO(クリスピーチキンアンドトマト)」。「シェアリングブランド」として既存の飲食店に導入し、商機の拡大を狙うもので、同ブランドの商品をデリバリー販売することでアイドルタイムの厨房の有効活用につなげたり、手軽に新メニューとして導入できたりと、売上アップを担う一手として期待できる。


かき氷店の冬期対策として始めた韓国チキンが大ヒット!「シェアリングブランド」として事業化

「CRISPY CHICKEN n’ TOMATO」は、E-MATEが展開する韓国フライドチキンブランドだ。現在は同社の代表を務める石川玉雪氏と、取締役の清水浩炳氏が考案。以前、両氏は韓国発カフェの日本進出を行ったが、その際、冬の閑散期対策として打ち出した商品が元となっている。

そのカフェでは韓国かき氷やタピオカミルクティーを提供していたが、商品の性質上、夏期の売上は好調に推移するものの、秋以降は客数が大幅に減少。それを補うため韓国フライドチキンを投入した。石川氏は「韓国のフライドチキンは新大久保でもブームとなっていて、これだ!と思いメニュー開発に着手しました。韓国では日本のピザと同じような感覚で、フライドチキンのデリバリーが普及しています。店頭販売と並行してUber eatsなどのデリバリーサービスを利用すれば、売上アップも見込めると考えました」と話す。店頭、デリバリー共に韓国フライドチキンの販売を開始したところ、狙い通りヒット。平均月商400万円の同店で、多い時は韓国フライドチキンのデリバリーだけで月商の300万円を売り上げたこともあるという。現在、同店は他社に譲渡し、両氏は経営からは離れているが、いまもその店では韓国フライドチキンは売上の核となっている。

(E-MATE代表の石川玉雪氏。新大久保で流行していることから、韓国フライドチキンに目を付けた)

石川氏、清水氏は「韓国フライドチキンに助けられた。この商品で苦境に立つ飲食店を救えるのでは」と考え、他社や個人営業の飲食店が既存店舗の看板やメニューはそのままに、新たなメニューやブランドが展開できる「シェアリングブランド」としてE-MATEを設立、同ブランドのサービスを立ち上げた。

(「CRISPY CHICKEN n’ TOMATO」の提供イメージ)

メニュー、食材、マーケティングを共有し、一緒にブランドを育てる「シェアリングブランド」

「シェアリングブランド」は同社が生み出した新しい飲食のカタチだ。飲食店の商機拡大のために“ブランドをシェアする”ことを目的としており、「今のお店のまま売上を向上していく」がコンセプト。メニュー、食材、マーケティングを共有し、パートナー店舗は看板を変える必要がないなど導入時の自由度が高いため、既存店の新メニューや、アイドルタイムを利用したデリバリー限定の新店舗として展開が可能だ。同ブランドは実績を基にしたノウハウ共有、ブランド認知の拡大に向けて広告宣伝活動も行なっているため、店舗運営の負担となりやすいマーケティング、販売広告戦略までをもサポート。パートナー店舗の右腕となって売上アップを目指す。「とくに、これまで店舗だけで勝負していた店もこのブランドを使ってデリバリー販売も開始することで、売上を増やすことができる。いまの時代、外食だけでなく中食に参入するメリットは大きいはず」と清水氏は話す。

(「CRISPY CHICKEN n’ TOMATO」は、多彩な販売方法で展開できる「シェアリングブランド」)

低コストで導入できるシステムとシンプルなメニュー展開

「CRISPY CHICKEN n’ TOMATO」の商品は、厨房にフライヤーさえあればメニューを作ることができ、提供時間も10分ほど。2020年3月、都内の飲食店10店舗で導入が開始されたが、既存の設備を利用できるため、導入店舗の業態はカレー店、もつ鍋店、バー、はたまたゴーストレストランなど幅広い。既に導入を開始している名古屋のタピオカミルクティー店では、店舗の半分を「CRISPY CHICKEN n’ TOMATO」用に改装し設備を拡充。主力であるタピオカミルクティーとともに、看板商品として常連客にも認知されるなど、都内以外のエリアでの成功例もある。

「CRISPY CHICKEN n’ TOMATO」の商品は、フライドチキンにオリジナルソースを和えたメニュー8品で、韓国チキンの定番「ヤンニョムチキン」、日本人ウケする照り焼き味の「ブラックアーリオチキン」、ピリ辛のハラペーニョとマヨネーズの味わいが人気の「コチュマヨチキン」などを展開する。Uber eatsなどでの展開した場合の手数料や梱包材代なども考慮し、商品の食品原価率は平均17.5%と徹底して抑えた。

(店名にもなった「クリスピーチキン&トマト」。特製トマトソースはトマト、パプリカ、玉ねぎなどの生野菜を使用)

デリバリー販売の潜在的ニーズの大きいエリアを中心に、展開エリアを拡充

「CRISPY CHICKEN n’ TOMATO」では、繁華街は平日の夜と休日の昼、郊外は平日の22時以降と休日の昼夜などに注文が増える傾向があるという。これらのエリア、時間帯、客層などの分析結果をもとに、店舗のニーズに合わせて、商品の販売方法もフレキシブルに提案できる。繁華街の飲食店に届けるためのパーティサイズ、オフィスのランチ需要ならばチキンバーガーセットなど、汎用性のあるフライドチキンならではの幅広い引き出しで売上を獲得することが可能だ。

今後、展開エリアとしては中野や八王子周辺や、Uber eatsのサービスが始まってから半年ほどが経ち成熟期に突入した埼玉県、千葉県などの首都圏近隣、横浜、川崎の圏内が狙い目だと踏んでおり、パートナー店舗をとくに積極的に募集しているという。

清水氏は「自由が丘で成功した事例を糧に、どんな飲食店が導入しても再現性があるブランドとして育てていきたいです。パートナー店舗の皆さんに自分のブランドだと思ってもらえるよう、現場の意見を取り入れながら、サービスを確立させていきます」と意気込む。

■導入を検討の方、詳細を知りたい方はこちらまで

(取材=福井 晶)

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