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上野に「CHICKEN and TOMATO DINING」がオープン。デリバリー中心で展開する韓国フライドチキンブランドが初の実店舗、さらなる拡大を図る

6月12日、上野に「CHICKEN and TOMATO DINING(チキンアンドトマトダイニング)」がオープンした。運営は韓国フライドチキンに特化したブランド「CRISPY CHICKEN n’ TOMATO(クリスピーチキンアンドトマト)」を生み出したE-MATE。同ブランドのフライドチキンを、既存の飲食店の厨房を活用しゴーストレストランとして販売したり、既存メニューにプラスして加えたりと活用できる「シェアリングブランドサービス」として、加盟店舗をわずか3ヶ月で全国61店舗まで増やしてきた。今回は同ブランドをベースにした韓国料理ダイニングとして、実店舗を初出店。更なるブランドの拡大を狙う。

大通りから一本入った道にある「CHICKEN and TOMATO DINING」。「CRISPY CHICKEN n’ TOMATO」を思わせる看板だ
沖縄料理店の居抜き物件をうまく活用した内装
主力の韓国フライドチキン7種類。味付けが甘辛から激辛まで幅広く、子どもも大人も楽しめる味わい

インパクト抜群の「一羽まるごとフライドチキン」(1980円)でグループ客にも訴求

導入ハードルの低い「シェアリングブランドサービス」で加盟店舗を拡大

韓国フライドチキンブランドの「CRISPY CHICKEN n’ TOMATO」は2020年3月にE-MATE(東京都新宿区、代表:石川玉雪氏)が立ち上げ、“ブランドをシェアする”ことを目的とした新しい飲食の形「シェアリングブランドサービス」として展開している。既存店の看板やメニューを変えずに導入できることから、アイドルタイムの厨房を活用したデリバリー限定店舗としても営業可能。厨房にフライヤーがあれば商品を製造・販売できるイージーオペレーションや、フードデリバリーサービスのUberEatsや出前館、menuなどのノウハウ共有などを強みに、パートナー店舗を増やし、北海道から沖縄まで全国的に店舗を拡大させた。

繁華街を狙った新業態の実験店舗としてオープン

同ブランドとしてダイニング業態で直営店をオープンさせたのは、ブランドの一歩先の展開を見越してのことだ。「今後、新橋や大阪・梅田などの繁華街でも出店したいと検討しており、飲みやディナー需要に対応する業態の実験店舗としてオープンさせました。また、現在キッチンカー、中華料理店、クラブなど、様々な業態のお店に加盟していただく一方で、テイクアウトやデリバリー、既存店のメニューに追加という展開が多く、『CRISPY CHICKEN n’ TOMATO』そのものの看板を掲げる店は少ない。ブランドの名前を広めていく意味でも、リアル店舗の業態を研究していきたい」と代表の石川氏。軌道にのれば、この業態自体も「シェアリングブランドサービス」に落としこむ意向だ。

“デリバリーに強い”が最大限に活きる立地選び

ターミナルである上野駅から徒歩7分、銀座線稲荷町駅からは徒歩2分の場所で、集客に強いとはいえない立地に直営店を出店したのは、いかにも同ブランドらしい理由だった。「ここはUberEatsの配達可能範囲の2~3㎞圏内に浅草、秋葉原、湯島など有望なマーケットが含まれ、デリバリーに強い我々からすると最適な立地なんです」と石川氏は笑顔を見せる。実際、オープン前にこの物件でデリバリーのみのテスト営業を行ったところ、新型コロナウイルスの影響がある中でも固定費や材料費をカバーする売上が確保できたという。店舗としても営業すれば、その売上が丸々利益になる計算だ。

店舗限定メニューに韓国料理を幅広くラインナップ。デリバリー向け新メニューのテスト販売も

料理は、7種類の味付けを用意した韓国フライドチキンが看板メニューだ。300gのハーフサイズと600gのフルサイズから選べ、好みの味付けをハーフサイズで2種類盛り付けた「ハーフ&ハーフ」(2680円)も提供している。1番人気はハラペーニョとマヨネーズのソースを和えた「コチュマヨチキン」(ハーフ1420円、フル2580円)、他に、醤油にニンニクの風味を加えた「ブラックアーリオチキン」(ハーフ1380円、フル2390円)や、激辛のコチュジャンソースを和えたなど「メウォチキン」(ハーフ1350円、フル2380円)も好評だ。加えて、店舗限定メニューではワタリガニを醤油で漬け込んだ「醤油ケジャン」(1600円)、「サムギョプサル」(1280円)、「海鮮チヂミ」(1080円)、チゲ鍋を5種類、スンドゥブを8種類など、韓国料理幅広くラインナップしている。今後はランチも提供していく予定だ。現在、デリバリーに対応しているメニューは、韓国フライドチキンと上野店限定のトッポッキで、「オリジナルトッポッキ」(980円)、「チーズトッポッキ」(1080円)など4種類を展開している。「韓国フライドチキンだけだとお客様に飽きられてしまうので、デリバリー可能な新メニューも増やしてきたいと考えています。今後も新メニューを上野店でテスト販売し、売上が良ければ既存店に加えたい」と石川氏は話す。

同氏は「汎用性の高いチキンをうまく活用して新しい業態を作り、今まで出店が難しかったエリアへも進出していきたいですね。「シェアリングブランドサービス」を導入して、売り上げの上がる飲食店を増えてくれれば」と意気込みを語った。外食と中食をつなぐ一手として、期待が集まる。

(取材=福井 晶)

店舗データ

店名 CHICKEN and TOMATO DINING(チキンアンドトマトダイニング)
住所 東京都台東区東上野3丁目28−4, 上野スカイハイツ102
アクセス 稲荷町駅徒歩2分、上野駅徒歩7分
電話 03-6284-4036
営業時間 11:00〜23:00
定休日 無休
坪数客数 14.4坪24席
客単価 3500円
運営会社 株式会社 E-MATE
オープン日 2020年6月12日
関連リンク CRISPY CHICKEN n’ TOMATO(HP)
関連リンク CRISPY CHICKEN n’ TOMATO(記事)
関連リンク CRISPY CHICKEN n’ TOMATO(記事)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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