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「Airレジ カンファレンス2016」で見えた未来。リクルートライフスタイル社の「Airシリーズ」のサービスが、飲食経営を次のフィールドへ誘う。


商うを、自由に――。そうしたビジョンを掲げて展開されている、リクルートライフスタイル(東京都千代田区、代表取締役 淺野健氏)の「Airシリーズ」の勢いが凄まじい。

Airシリーズとは、店舗運営の負担を軽くするサービス群である。現在、0円でカンタンに使えるPOSレジアプリ「Airレジ」やカードや電子マネー決済ができる「Airペイ」、待ちの不満を解決する受付管理アプリ「Airウェイト」、シンプルな予約管理を実現するWebサービス「Airリザーブなどの展開を行う。どれも店舗運営の悩みを、的確かつリーズブルに解決できるサービスとあって、多くの飲食店で導入が進む。

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こうした状況を受けて、2016年12月12日、東京国際フォーラムで「Airレジ カンファレンス2016」が開催された。カンファレンスの初めに行われた基調講演では、同社執行役員の大宮英紀氏が、Airレジのこれまでの歩みと今後の展望を紹介。その内容をベースにして、飲食店経営の根本を変えるインパクトを持つ「Airシリーズ」に迫っていく。

 

2016年のAirレジの歩み

「現在、Airシリーズのサービスを導入する店舗の数は拡大しています。それと同時に、便利だと感じているお客様も増えている状況です」。

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大宮氏はそのように話すと、まず2016年のAirシリーズの取り組みについてから紹介を始めた。今年のAirサービスを語る上で欠かせないのが、「Airレジ サービスカウンター」の設置である。今後、同サービスにとっても、エポックメイキングな出来事であったと言っても過言ではない。

 

「Airジ サービスカウンター」とは、Airシリーズのサービスについて「見て、試して、相談できる」場であり、リクルートライフスタイル社とビックカメラ(東京都豊島区、代表取締役 宮嶋宏幸氏)が提携して実現した。4月19日に「ビックカメラ有楽町店」の5階にオープンしたのを皮切りに、4月20日には「ビックロ ビックカメラ新宿東口店」、4月21日には「ビックカメラ赤坂見附店」を開設。そして2016年12月現在、北海道から沖縄まで、全国26ヶ所で展開を行う。

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「Airレジ サービスカウンター」設置の手応えについて、ビックカメラのAS事業部事業部長・井谷武志氏は「有楽町店のオープン当日、北海道や山梨県から来店される方もいて、反響はとても大きかったです。法人の方だけではく、個人店の方も少なくありませんでした。Airレジはもちろん、店舗の業務支援カウンターとして、新規で開業する方をサポートできる場所になっていけたら嬉しいですね」と話す。

 

Airシリーズのサービスのこれから

リクルートライフスタイルでは、今後も「Airシリーズ」の積極的な展開を進めていく。現在、既に実現しているものから、これから実施していくものまで、主なトピックスは5つある。

 

(1)Apple Store でAirレジの購入ができる

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2016年12月9日から、銀座・渋谷・表参道の都内3店舗と栄(名古屋)・心斎橋(大阪)のApple StoreでAirレジの相談ができるようになった。また、レシートプリンター付きキャッシュドロアやレシートプリンターなどの周辺機器は、全国のApple Storeで申し込みができるだけでなく、お店まで商品を届けてくれる。周辺機器はオンラインストアでも購入可能なため、近隣にApple Storeがない方も高い利便性を享受できるだろう。

これまで同社は、AppleストアでAirレジに関する無料イベントを開催したり、日本初のAppleモビリティパートナーになったりするなど、Appleと深い関係性を築いてきた。双方のリレーションから生み出される、シナジー効果に対する期待は大きい。

 

(2)飲食経営の負担を軽減させる「レストランボート」

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もっと来店してもらって、売上を上げたい――。飲食店が抱える、そうした悩みを解決するため「レストランボード」というサービスをリリースしている。予約や空席、顧客情報を一元管理できる無料で使える予約台帳アプリとあって、飲食経営者に与えるインパクトは大きい。また「Airレジ」と連携をすれば、会計と売上も一括管理できたり、グルメサイトと連携をすれば、自動でネット予約の管理ができたりするなど、業務軽減を実現する多彩な機能を持つ。

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さらに、同サービスが実現したサービスは、これだけではない。月額18,000円の「業務サポートパック」を利用すると、「ネット広告配信」と「ホームページ作成」、「メッセージ配信」まで行える。「ネット広告配信」では、最適なコストで効率的にWeb広告への出稿できるサービスを実現。また、「ホームページ作成」では、100種類のテンプレートから、日本語や英語、韓国語、中国などでホームページを作成できて、「メッセージ配信」では、顧客情報から属性に合わせたメッセージの配信をすることができる。新規顧客の開拓だけでなく、リピーター客の販促も行なえるため、サービス開始2ヶ月で申込件数が1万を突破したという。

 

(3)販促を支援する「POICHI for Airレジ」

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現在、小売り企業などを中心に、たくさんのポイントカードが生み出されており、積極的に利用する消費者も多い。こうした状況を受けて、Airレジで「Tポイントカード」と「PONTAカード」が利用できる「POICHI for Airレジ」のサービスが始まった。同サービスは、iPhoneかiPadと専用カードリーダー1台あれば利用できる。申し込みもWebから行えるので、利用を始める前の負担は少ない。今後、順次使用できるポイントの種類を増やして、さらなる来店のきっかけ作りを行えるようにしていく予定だそうだ。

 

(4)AirペイでApple Payも利用可能に

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2017年4月から、「Airペイ」でApple Pay利用できるサービスを開始する。「Airペイ」とは、クレジットカートはもちろん、交通系電子マネーの決済も専用のカードリーダー1台でできるサービスだ。使用可能なクレジットカードは、VISAとMasterCard、JCB、American Express、Diners Club、Discoverの6ブランド。決済手数料は、VISAとMasterCard、American Expressが3・24%で、JCBとDiners Club、Discoverが3・74%であり、初期費用や月額費用はかからない。決済の負担を軽減させるだけでなく、気軽にインバウンド需要も取り込めるサービスとして、大きな注目を集めている。

そうしたサービスに、Appleペイの利用が加わることで、利用者と導入店舗双方の利便性はさらに高まるだろう。現在、多くの企業から決済サービスがリリースされているが、一歩抜きんでた存在となったAirペイの動向から目が離せない。

 

(5)「おみせのでんき produced by Airレジ」のサービス開始

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電力自由化が始まったが、何をしていいのか分からない。そう感じている飲食経営者も多いだろう。ただ電力を切り替えることで、ランニングコストである電気代などを抑制できるケースは少なくない。そうしたニーズに対応するため、2016年12月22日から「おみせのでんき produced by Airレジ」のサービスの申し込みが開始された。申し込み方法は検針票だけで、その他の設備投資などは一切ない。電力を見える化し、節電開削ができるとあって、早くも多くの飲食経営者が熱い視線を注ぐ。

 

リクルートライフスタイルが飲食店経営を変える

2016年、革新的なサービスを次々と実現して、話題をさらっていったリクルートライフスタイルのAirシリーズ。「シンプル」、「カンタン」、「スマート」という3つの切り口で、飲食運営の負担を軽減し、売上の向上に貢献をしてきた。その勢いは、2017年も続いていきそうだ。すべての飲食店に何らかのAirシリーズのサービスが導入されている日が来るのも、そう遠くはない。

(取材=三輪大輔)

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