飲食店・レストランの“トレンド”を配信するフードビジネスニュースサイト「フードスタジアム」

ヘッドライン

立川で店舗展開するエンジョイライフの新業態、有機菜種油の天麩羅と赤酢巻きがウリの「天麩羅ト酒 ミコ」が開業

立川駅北口、繁華街とビジネス街が隣接する場所に立地する
オープンキッチンでは「花天」と「胡麻天」の2種類の油の鍋を配置し、お客は目の前で天ぷらが揚がる様子を楽しめる
天ぷらは、オーガニックの菜種油の「花天」と、ごま油の「胡麻天」の2種類のカテゴリーを用意。写真は「胡麻天」から「車海老」(378円)。頭と身の2つを提供
赤酢を使った江戸前風の細巻きである赤酢巻きもラインアップ。写真は「すじこきゅうり」(626円)
写真左がエンジョイライフ代表の秋吉一平氏、右が料理長の渡邉哲也氏

近年、商業施設が次々と開業し、発展がめざましい立川。立川駅南口エリアに、古民家を改装した空間で女性を中心に支持を得ている「ロジ」と「ジリオ」の2店舗と、さらに日本橋で「muromachi café 3+5(ムロマチカフェハチ)」を展開するエンジョイライフ(東京都立川市、代表取締役:秋吉一平氏)は、8月15日、「天麩羅ト酒 ミコ」を開業した。南口の既存2店舗とは反対側の、立川駅北口から徒歩3分、繁華街に隣り合いつつも、一方、目の前には企業のオフィスもある立地だ。26.5坪の店内にはオープンキッチンを囲むようにコの字型カウンターに21席、その周りにテーブル席を39席、入口付近には立ち飲みスペースを配し、営業が始まればたちまち活気あふれる空間となる。今回、同社では初の和業態。オープンキッチンに鎮座する鍋でライブ感たっぷりに揚げられる天ぷらと、赤酢を使った江戸前風の細巻きである赤酢巻きがウリの店だ。

この業態が誕生するきっかけとなったのは、秋吉氏の母が生産に携わっているオーガニックの菜種油。この菜種油は有機栽培のアブラナを絞っているため、生のまま摂取が可能で、それゆえ香りのよさが特徴だという。「この菜種油を生かした飲食店を出したい」との思いを抱いていた秋吉氏。そんな折、立川駅北口側に位置するこの物件の話が舞い込んだ。そこで神楽坂の和食店などで研鑽を積んだ同店料理長の渡邉哲也氏とタッグを組み、この菜種油を使用した天ぷらをはじめとしたメニューを開発、同店を開業する運びとなった。

なによりの看板商品である天ぷらは、素材によって2種類の油を使い分ける。開業のきっかけにもなったオーガニックの菜種油を使う「花天」は、「扇子茄子」(129円)、「栗かぼちゃバター」(194円)、「蓮根」(378円)など、おもに野菜の天ぷらだ。もう一種類、香りが豊かなごま油を用意した「胡麻天」は、「海老」(194円)、「白蛤の姿揚げ(一ヶ)」(324円)、「紅ずわい」(378円)など、おもに魚介類を揚げたもの。これら2種の油はそれぞれ無味無臭の油と半々でブレンドし、香りを生かしつつも、軽さを感じられる味わいに仕上げている。もうひとつの看板商品である、赤酢を使用した江戸前風の細巻きである赤酢巻きは、「鉄火」(594円)、「キツネ三ツ葉」(432円)、「穴子マスカルポーネ」(702円)など11品を用意し、天ぷらとともに好評を得ている。このほか、「すじこのかぶら和え」(626円)、「湯葉玉焼き」(864円)など、つまみとなる料理も豊富にそろえる。

ドリンクは日本酒、ワインを中心に用意する。オープン当初は日本酒とワインは同数程度の品ぞろえだったが、「天麩羅ト酒」という屋号から、お客から日本酒を求める声が多くあがったため品ぞろえを充実させた。現在は日本酒は純米酒にこだわり約10品(各種、半合529円、1合1058円)をそろえる。ワインはグラスで赤・白1種ずつ(各グラス540円、デキャンタ2160円)、ボトルでは自然派のものやオレンジワインなども用意する。さらに、気軽に利用してほしいと、ビールやサワー、ハイボールなど、大衆感を演出できる品も充実させた。

既存店は洋業態のためメインターゲットは女性だったが、和食業態である同店は男性をメインターゲットに定めた。「とくに、“女性をエスコートするオシャレな男性”を意識して店作りをしました。シンプルで大人っぽい内装にしつつも、男性好みのメニューやボリューム感で男性受けを狙いつつ、結果としてその男性が女性を連れて来たくなるような店になれれば」と秋吉氏。近くにはオフィスがあることからもビジネスマンも意識。とくにランチでは、同じくビジネス街に立地する東京・日本橋の既存店「muromachi café 3+5」のノウハウを生かし、ビジネスマンが求めるスピード感や気遣いなどを意識。「都心のビジネス街に既存店を持つ当社ならではのノウハウを生かし、立川のビジネスマンの方々に満足いくサービスを提供し、立川の他店との差別化ができれば」と秋吉氏は話す。

現在は客単価は4000円で推移するが、もう少し単価を下げ、客数を増やし回転率をアップしたい考えだ。「立川での出店は同店で3店舗目になるため、より地元密着を意識し、着実に育てていきたい」と秋吉氏。今後の店舗展開については、「まだ具体的な案はありませんが、1~2年に1店舗のペースで増やしていきたい。とはいえ、むやみに店舗を増やすのではなく、次のステップには、しっかりと力を付けてから、地道に進んでいきたいですね」と秋吉氏は話す。

(取材=大関 愛美)

店舗データ

店名 天麩羅ト酒 ミコ
住所 東京都立川市曙町2-22-22
アクセス JR立川駅から徒歩3分
電話 042-512-7047
営業時間 【火~金】ランチ11:30~14:30(L.O.14:00)、ディナー16:30~23:00(L.O. 22:00) 【土】ディナー16:30~23:00(L.O. 22:00) 【日】11:30~22:00(L.O. 21:00)※ランチ営業あり
定休日 月曜日
坪数客数 26.5坪60席+立ち飲み5名
客単価 4000円
運営会社 株式会社エンジョイライフ
オープン日 2017年8月15日
関連リンク 天麩羅ト酒 ミコ(FB)
関連リンク 株式会社エンジョイライフ
関連リンク 「立川エリア」を牽引するニューリーダーたち(編集長コラム)

 >> 大きな地図を見る

ヘッドライン一覧トップへ

食べログ掲載店募集中

飲食施設の分煙環境整備補助金の取り組み
Copyright © 2014 FOOD STADIUM INC. All Rights Reserved.
Sitio web optimizado por: Diseño Web
Plugin Modo Mantenimiento patrocinado por: Plugin WordPress Maintenance