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辻堂駅前に2店舗同時オープンの衝撃 「餃子酒場カノウ」&「からあげセンター 加納」が登場

店内への期待感を煽るような「ASIAN CHINESEバル 餃子酒場カノウ」の外観
ベトナム・ホイヤンをイメージした空間で、来店する客の期待を上回る演出を施す
餃子を中心としながら、エスニックなメニューも幅広くそろう
「大衆酒場 からあげセンター加納」は大衆感漂う外観になっている
カウンター席とテーブル席が用意された店内は全席喫煙可能な点も特徴の一つ
「からあげ チリマヨソース」(320円)は女性からの人気も高い
加納食堂の代表取締役・加納利春氏(中央)とスタッフのみなさん

神奈川県藤沢市の南西に位置するJR辻堂駅。駅から海岸まで徒歩で行ける距離であるため、夏には多くのサーファーや海水浴客などでにぎわう。また2011年、北口に地域最大のショッピングセンターである「テラスモール湘南」がオープンして以来、駅周辺の人口が伸び続けている。現在、同施設は神奈川県下のショッピングモールでは「ラゾーナ川崎プラザ」に次いで2番目に多い。こうした背景を持つエリアに「ASIAN CHINESEバル 餃子酒場カノウ」と「大衆酒場 からあげセンター加納」が7月5日、同時オープンした。運営は加納食堂(神奈川県茅ヶ崎市、代表取締役 加納利春氏)で、同社にとって6店舗目の展開となる。

2008年の創業以来、同社は茅ケ崎市でドミナント展開してきた。そのため、藤沢市辻堂への出店は初めてとなる。辻堂に2店舗同時オープンさせた理由について、加納氏は次のように話す。「今回、辻堂に出店した一番の目的は、従業員の待遇向上です。その実現のため、基盤である茅ケ崎市以外の場所でも、しっかりと勝負ができる店を作ろうと思いました。現在、当社は加納食堂とからあげセンター加納、餃子酒場カノウ、加納ダイニングの4つの業態を展開しています。その中で、エリアに合う業態を選んでいって、からあげセンター加納と餃子酒場カノウの2つなら勝負ができると感じて、同時にオープンさせました」。

「ASIAN CHINESEバル 餃子酒場カノウ」と「大衆酒場 からあげセンター加納」は、ともに辻堂駅の南口から徒歩3分のビルの一階に入っているが、それぞれ真逆ともいえる世界観を作りあげている。そもそも二店の入口からして違う。まず「ASIAN CHINESEバル 餃子酒場カノウ」は駅から伸びる通りに面している。扉を開けると、ベトナム・ホイヤンをイメージした空間が広がるため、そのギャップに一気に引き込まれる客は多い。一方、「大衆酒場 からあげセンター加納」は生活度道路に面している。ただ他に店もないため、夜になると辺りは随分と暗い。その中に軒先の提灯がともる仕掛けとなっていて、通りに強烈な色気を放つ。気軽に立ち寄って一杯飲める大衆酒場だが、同店でしか感じられない雰囲気を作り出しているため、地域にとって欠かせない店となっている。

実を言うと、今年、同社は創業10周年を迎えた。創業当時、加納氏は27歳だったが、その手腕をいかんなく発揮して、ピーク時にはドミナントで9つもの店舗展開を実現する。しかし、トップダウンのマネジメントに限界が訪れて、組織が徐々に疲弊し出す。そのとき加納氏は、自分がどのような店舗を実現したいのかを改めて考えた末、とある決断を下した。“街にあって良かったと思える店をやろう”、と。そこで店舗を4つにまで厳選し、業態を磨くことに注力する。そして今回、ゼロベースで会社を再構築した末に、満を持して新規の店舗展開を実現させた。

「ASIAN CHINESEバル 餃子酒場カノウ」の餃子は、脂っぽさを抑えて、うま味があふれ出る作りになっている。餃子の種類は、焼き餃子と棒餃子、揚げ餃子、水餃子の4つ。「にんにく使用 焼き餃子」(1皿・4コ 240円/2皿・8コ 480円/3皿・12コ 720円)や「手羽揚げ餃子」(3本 580円)、「パクチー水餃子」(1皿 380円)などの料理そろう。「砂肝パクチー」(390円)や「パクチーメンマ」(350円)、「パクチーチリポテト」(480円)といったパクチーを使ったメニューも豊富で、加納氏の同級生が生産しているものを仕入れている。また、専属点心師が皮から手作りしている「小籠包」(4コ 600円)も人気メニューの一つだ。ドリンクのおススメは、餃子とサワー・ハイボールのペアリングが人気のため、「角ハイボール」(380円)をはじめ「梅まみれサワー」(500円)、「パクチーサワー」(500円)、「漬け込みレモンサワー」(430円)などのメニューが並ぶ。

「大衆酒場 からあげセンター加納」のメニューは「鶏のからあげ」(320円/大盛り580円)や「油淋鶏」(390円)、「やげん軟骨からあげ」(390円)、「からあげ黒酢ソース」(320円)といった鶏を使ったメニューが中心だ。その他にも、「じっくりコトコト!!モツ煮」(320円)や「昆布フライドポテト」(390円)、「炙り〆サバ」(480円)などの大衆酒場の料理に、オリジナルのエッセンスを加えたメニューもラインアップされている。ドリンクは「香るビール(生中)」(500円)や「ホッピー (白・黒)」(450円)から、カクテルやサワー、ワインまで幅広くそろう。

今後のビジョンとして、東海道線沿線で、2年で3店舗の展開を目指している。また、将来的には海外での展開も検討中だ。日本国内では人口減少と同時に、飲食業界では人材難が続く。そのため、海外の人材を戦力としていく姿勢が求められる。今回、同店では、純粋な戦力として、ネパールとベトナムの方を正社員として採用した。再構築した会社組織の中に、新しい人材を取り込んで、さらに力強くなった加納食堂。「餃子酒場カノウ」と「からあげセンター 加納」が辻堂になくてはならない店となったとき、同社の存在感はますます高まっているだろう。

(取材=三輪 ダイスケ)

店舗データ

店名 ①ASIAN CHINESEバル 餃子酒場カノウ ②大衆酒場 からあげセンター加納
住所 ①②神奈川県藤沢市辻堂1-3-13 江戸惣ビル1F
アクセス ①②JR東海道本線辻堂駅から徒歩2分
電話 ①0467-82-1122 ②0466-54-7338
営業時間 ①ランチ 11:30~14:00/ディナー 17:00~23:00 ②17:00~0:00
定休日 ①②不定休
坪数客数 33坪 ①58席、②25席
客単価 ①②2,500円
運営会社 株式会社加納食堂
オープン日 2017年7月5日
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