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池袋の爆発的人気店が神田に上陸 「和ガリコ」のFC一号店がオープン

メイン通りから路地に入った場所に位置するが、日本酒が並んだ演出などで圧倒的な存在感を放つ
大衆的な雰囲気が漂う店内は、カウンター席だけでなくテーブル席も設けられている
「フォアグラ大根」(650円)は見た目のインパクトもあり、フォトジェニックなメニューとなっている
「レモン酒サワー」(450円)はハンドクラフトのリキュールを使用しており、隠れたこだわりを持つ逸品
株式会社BigBelly・代表取締役社長の大林芳彰氏(左)と縁株式会社・代表取締役の前鼻容介氏(真ん中)、フードスタジアム株式会社・代表取締役の大山正(右)

飲食店を経営するのは難しい。かつて池袋西口周辺は風俗店が密集するため、そのように言われていた。しかし現在では池袋のトレンドエリアの一つとして、多くの飲食店がひしめく。そのマーケットを切り拓いたのが、大林氏の率いるBigBelly(ビックベリー、東京都豊島区、代表取締役社長 大林芳彰氏)が展開するオリエンタルビストロ「AGALICO(アガリコ)」といっても過言でない。2014年4月にオープンした、ジビエとスパークリング日本酒のペアリングを打ち出したくずし割烹「和ガリコ寅」では、トレンドエリアとしての池袋西口の評価を決定的にした。その「和ガリコ」が、FC展開で新たなエリアの開拓に挑む。そこが飲食の激戦区・神田で、2月24日にオープンした「和ガリコ 神田店」を運営するのは縁(東京都墨田区、代表取締役 前鼻容介氏)だ。

実を言うと、前鼻氏は以前から「和ガリコ」のファンだったが、大林氏との面識は一切ない。そんな両者を結び付けたのが、フードスタジアム(東京都渋谷区、代表取締役 大山正)の大山だ。前鼻氏を伴って、大山は池袋の「和ガリコ寅」を訪れると、両者の対面を実現させる。そこで互いに共鳴してやがてFC締結となっていくが、今回の契約が実現した背景について大林氏はこう話す。「FC契約を締結する上で何よりも大切なのがオーナーの人柄です。前鼻氏は第一印象からきちんとしていて、話してみてもイメージが変わりませんでした。また、飲食店を経営していて、地域のお客さんに愛されている企業と組みたいと思っていましたが、その条件もクリアしています。出店先である神田というエリアにも惹かれて、最終的に前鼻氏と一緒にやることを決めました」。

今回のキーマンの一人、前鼻氏は現在32歳。北海道出身で18歳のころ、飲食の世界に飛び込む。すると、すぐにフードビジネスの魅力に取り込まれて、このように決意する。25歳で独立しよう、と。そのビジョンの実現に向けて、19歳で上京し、様々な飲食店に在籍して腕を磨く。21歳の時には、東京ビックサイト近くのとある居酒屋の店長を務めて、売上を劇的に改善させた実績などを持つ。その後、ITリテラシーを身に付けるため、IT企業などにも在籍した後、当初の決意通り、25歳で独立を果たす。飲食店経営者として7年目を迎えた今、「和ガリコ」ブランドを運営しながら、新たなノウハウの習得も目指していく。

同店では、ジビエとスパークリング日本酒という「和ガリコ」のブランドをベースにしながら、神田に合わせたメニューの提案も行う。「西京味噌漬け焼き(猪)」(950円)や「【鹿】本宮鹿ロースレアグリル」(950円)、「馬肉と合挽肉のタルタル」(650円)などのジビエはもちろん、「フォアグラ大根」(650円)や「どっさり!鶏節の燻製ポテトサラダ」(500円)、「あん肝モナカ」(1個 350円)、「ガリシソ〆サバ~手巻きスタイル~」(450円)といったメニューも並ぶ。その狙いを大林氏は「神田は飲食店の選択肢がたくさんあります。そのため、ジビエを中心としながらもメニューの幅を広げて、多くの人に受け入れられるような構成にしました」と説明する。ドリンクについては、「鶴齢 芳醇清酒(新潟)」や「梅一輪 九十九里(千葉)」、「玉川 本醸造(京都)」など、500円から棚に10種類ラインアップされたワンカップだ。客側には新しい提案方法となる一方で、店にとってはオペレーションや管理の負担が減る点も見逃せない。また、スパークリング日本酒はもちろん、「レモン酒サワー」(450円)や金宮「お抹茶割」(400円)、「クラマト トマトハイ」(500円)といった大衆酒場的なメニューも揃う。

今後のビジョンについて、まず大林氏は「神田の土地に根付くように、これからもメニューはもちろん、価格などのブラッシュアップを行っていきます。しっかりと繁盛店になるようにサポートしていきたいですね」と話す。それを受けて、前鼻氏は、「『和ガリコ』のFC一号店なので、ブランドの価値を落とさないことが何よりも重要になるでしょう。ただ神田で受け入れられるお店になるという手応えは感じています。このエリアの中心的な存在となって、もっとマーケットを盛り上げていける店にしていくつもりです」と語る。池袋西口をトレンドエリアとして確立させた「和ガリコ」ブランド。そのインパクトが神田のマーケットを変える日も近い。

(取材=三輪 ダイスケ)

店舗データ

店名 和ガリコ 神田店
住所 東京都千代田区内神田3-9-8 神栄ビル1F
アクセス JR神田駅の西口から徒歩1分
電話 03-6206-8883
営業時間 平日:17:00〜翌1:00
土・日・祝日:16:00〜24:00
定休日 不定休
坪数客数 16.5坪・40席
客単価 2800円
運営会社 縁株式会社
オープン日 2017年2月24日
関連リンク 和galico(FB)

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