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手づかみで食べる非日常のエンターテイメント「シーフードダイナー FINGERS(フィンガーズ)」、待望の2号店が神保町に8月5日オープン

存在感のある演出とともに「手づかみシーフードのお店」と明記することで、お客を立ち止まらせる工夫の凝らすファサード
店内中央には食堂のような雰囲気でテーブル席が並び、奥にバーカウンターが設けられている。大人数のグループ利用客向けの大きなソファー席も壁側に用意されている
圧巻の迫力の「モンスターコンボ」はエンターテイメント感もモンスター級。食べても食べてもシーフードが出てくると人気
豪快に魚も手づかみで「本日の1本魚のまるごと唐揚げ」。自家製サンバルソースがあとを引く
左から料理長の須藤英幸氏。代表取締役の近藤豊氏、エリアマネージャーの近藤学氏

2013年4月、神楽坂にオープンした「シーフードダイナー FINGERS(フィンガーズ)」の待望の2号店が、8月5日神保町にオープンした。経営は、アブソリュート(東京都江戸川区、代表取締役 近藤豊氏)。葛西の肉バル「葛西バル VOICE」、天ぷら串あげ「天ぷら串 ぼい助」、「シーフードダイナー FINGERS 神楽坂店」に続く4店舗目の出店となる。同業態1号店の「シーフードダイナー FINGERS 神楽坂店」の基盤もでき、予約の半分を断る状況が続いたことから、1号店の約4倍の大きさの店舗で2号店を出店したその想いを代表の近藤氏は話す。「ハワイから東京へ初めて持ち込んだ業態であったことから、多くのメディアに注目され、度々取り上げてもらいました。しかし、TVメディアの一過性の怖さもありましたので、2号店の出店はより慎重になりました。キャパオーバーの問題から予約のお客様をお断りしなければならない状況が続いたこともあり、神楽坂の1号店では対応しきれなかったグループ利用ができる店舗にしたいと思い、広さを確保した物件に決めました」。コンパクトサイズの1号店では、大人数のグループ利用が難しかったが、「より大勢で楽しんでもらいたい」との想いから、2号店は広さを確保し、利用客のニーズを満たしていくという。

店舗は、ビルの地下1階にあるものの、大きく存在感のある看板やメニュー黒板で新しい店ができたことを訴求するだけでなく、「手づかみシーフードのお店」と明記することで通り行くお客の足を止めている。階段を降りて扉を開くと、海をイメージさせるブルーの壁に、赤と白のギンガムチェックのテーブルクロスが目に飛び込んでくる。トリコロールカラーのゆったりとした食堂のような店内は「サーカス」をイメージしたという。“手づかみ”で食べる体験価値を思いっきり楽しませるワクワク感は、まさにサーカスのワクワク感と同じだ。2号店の特徴は、大きなソファー席が完備され、大人数でのグループ利用がしやすい環境になっていること。「空間に仕切りはつくらず、どこの席に座っても全体が見えるレイアウトにしています。オペレーションの観点からではなく、アンチテーゼや背徳感とともに楽しみながら味わう手づかみという非日常の食べ方をお客様同士が無言のコミュニケーションで楽しめるようにしています」とエリアマネージャーの近藤学氏。また、新たにバーカウンターも設置され、ふらっとドリンクだけでも気軽に立ち寄って使えるのも駅近の立地特性を生かした神保町店の新たな試みだ。

メニューは、1号店同様にシンプルにオーダーできる方式。まず、チョイスするシーフードを決め、お好みのコンボタイプを選び、味付けのソースを選ぶだけ。たとえば、オマール海老、ズワイガニ、タラバガニの3種から1種をチョイスする「キャプテンスペシャルコンボ(オマール海老チョイス)」(6990円)は、ズワイガニ、ムール貝、ハマグリ、有頭エビ、ソーセージ、とうもろこしにオマール海老が加わり、ケイジャンフライドポテトがセットになる。2〜3人でシェアして食べられる分量なので、内容とボリューム感だけでなく、コストパフォーマンスも良い。さらに、大人数のグループ利用の要望に応えるために考案された「モンスターコンボ」(21600円)は、6人でシェアして十分な量なので見た目の迫力からもより楽しませてくれる。そのほかに、まるごと揚げた魚を自家製サンバルソースにつけて手づかみで食べる「本日の1本魚のまるごと唐揚げ」(ASK円)や、手でちぎりながら手づかみで食べる「ロメインレタスの焼きシーザーサラダ」(980円)など、神保町店限定メニューも登場している。大人数のグループ利用客を満たすために新たに用意されたドリンクには、2Lの「タワービール」(3100円)や、目にも鮮やかな真っ赤なボトルとワタリガニの一種であるイチョウガニをシンボルにしたラベルが印象的な塩川酒造の日本酒「Fisherman Sokujo」など、エンターテイメント性の高いドリンクがラインアップする。

「まずは、神保町にこんな店があるんだとFINGERSのことを知ってもらい、いい意味で街に馴染みすぎないで、街を変えていける店になりたいです。2号店の神保町店では、特定食材のつかみ放題など、非日常体験となるイベントも打ち出して、1号店との差別化も考えています。今後の展開は、FCではなく、プロデュースやコンサルとして広げていければと思っています」とエリアマネージャーの近藤学氏。使い捨てのエプロンと手袋を着用し、みんなでテーブルを囲み、シーフードを分け合って手づかみで豪快に食べる姿には、必ず笑顔があふれているという。一過性ではなく、手づかみシーフードをスタイルのひとつとして根付いていくことを目指す同社。外食の非日常感を強く打ち出す手づかみ業態が、日本でも根付きはじめているのかもしれない。

(取材=下前 ユミ)

店舗データ

店名 シーフードダイナー FINGERS(フィンガーズ)神保町店
住所 東京都千代田区神田神保町2-15-2 第一富士ビルB1F
アクセス 都営地下鉄 新宿線・三田線、東京メトロ 半蔵門線 神保町駅 A6出口 徒歩1分
電話 03-6261-4698
営業時間 17:00~23:30
定休日 無休
坪数客数 41坪・70席
客単価 5000円
運営会社 有限会社アブソリュート
関連ページ シーフードダイナー FINGERS 神楽坂店(記事)

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