飲食店・レストランの“トレンド”を配信するフードビジネスニュースサイト「フードスタジアム」

ヘッドライン

イーデザインの11店舗目は甲殻類中心のシーフードイタリアン!カルチャー・ファッションの情報発信地 渋谷・道玄坂の真ん中に隠れ家的な大人の集い場「Osteria Amargo(オステリア アマルゴ)」が7月3日オープン

道玄坂真ん中の大型商業ビル1階、奥まった場所に入口ドアがあり、まさに隠れ家に相応しい雰囲気を醸し出している
店内中央のフルオープンキッチンは、ライブ感たっぷりの活気ある空間をつくり上げている
スタンディング・カウンター、ハイテーブル、ソファー席やテーブル席などそれぞれ違う表情のスペースが広がり、フレキシブルな使い方可能。センスが感じられる店内インテリアにも要注目だ
オープニング限定メニュー「ブルースキャンピの炭火焼き」は、特大サイズでリーズナブル価格がうれしい
クール感漂う店内でひときわ目を引くオレンジ色の扉の前に立つ代表の佐藤氏

(取材=玉井 由希子)


カルチャー・ファッションなどの中心である渋谷・道玄坂の真ん中に7月3日、甲殻類中心のシーフードイタリアン「Osteria Amargo(オステリア アマルゴ)」がオープンした。経営は、恵比寿や表参道を中心にスペインバル、地中海料理、イタリアン、フレンチビストロ、和食、焼き鳥など多岐に渡る業態で10店舗を展開しているイーデザイン(東京都渋谷区、代表取締役:佐藤充氏)。11店舗目となる今回の新店舗は、日常使いできる甲殻類メインのシーフードイタリアンとなり、快進撃を続ける同社にとって新たな展開であり、更なるチャレンジとなる。

新店舗は現在までに同社が手掛けた店舗の中でも、一番の大箱であり43坪80席という広さを誇る。また立地においても、渋谷の道玄坂に建つ大型商業ビル1階の奥まった場所という、既存店の雰囲気とはまるで異なるロケーションでの立ち上げとなった。「物件は縁ですから。この道玄坂のビル1階奥のメリットを生かすには“ギャップ感”が必要だと思いました。『こんな所にこんなお店があるの?』と思ってもらうギャップのある店をつくりました」と代表の佐藤氏は話す。当初は別の立地の物件が候補に挙がっていたというが、図らずも今回の物件に巡り会い、スケルトンから独特の雰囲気を造り上げ“大人の隠れ家”と呼ぶに相応しい、狙い通りのギャップ感ある店舗となっている。店名の「Amargo(アマルゴ)」(ポルトガル語で、ビター、渋い、苦味=甘くないという意)も、甘くない、決して妥協しない洗練された店を目指したいとの想いから名付けたというが、まさにその店名通りの佇まいだ。

「今までにない、今まで以上のものをやりたかった。本当に美味しい魚介類は、コストがネックになって他ではあまり取り扱いませんが、今回のように大箱のキャパがあればスケールメリットで送料をかけてもバランスを取りながら提供できるんです」と、同店オープニングのキラーコンテンツであるブルースキャンピ(オニテナガエビ)やカニや海老、ウニや貝などの甲殻類をメインに選んだ理由を語ってくれた。現在提供しているブルースキャンピは佐藤氏自らタイへ行った時に出会った素材。カニも北海道直送のタラバガニを使用するなど新鮮さにこだわったシーフードが、オープンキッチンに併設されたショーケースやアイスベッドに並ぶ。

オープニングの看板メニューでやはり外せないのは「特大!ブルースキャンピ」。3種類の調理法「ヴァポーレ(蒸し焼き)」(1380円)、「炭火焼き」(1480円)、「香草パン粉焼き」(1480円)で提供され、それぞれ違った美味しさを満喫できる。しかしながら現在は入荷量の少ない状況が続き、常時提供が難しいため、今後はより安定した仕入ルートの確保に尽力するという。その他海老やカニ、牡蠣や帆立、蛤などのシーフード類はそれぞれの素材に合った調理法や温度調理によって素材の持つ旨味を最大限に活かし供される。様々な甲殻類が楽しめる「シーフード盛合せ」(3種:2人前3480円、5種:2人前3980円)も人気のメニュー。タラバガニやスキャンピ、牡蠣などその時のオススメが登場する。自家製手打ちパスタのメニュー(880円~1580円)も豊富で、断面が四角いアブルッツオ地方のキタッラや、ヴェネト地方の全粒粉ビーゴリなどイタリアの郷土パスタも揃う。生ハムは4種(880円~1380円)からチョイスでき、イタリア・タマニーニ社の手動スライサーを使用した一味違う切り立ての生ハムの味を堪能できる。

ドリンクは、ヨーロッパを中心としたワインがラインナップ。現在11店舗を運営している同社のグループメリットを生かし、ヨーロッパから独占的に直接仕入れるワインもあり、ボトルワインは常時50種類ほどが揃う。「グラスワイン」は、赤・白各5種(580円~1100円)と「スパークリング」3種(各580円)。同店オススメの国産無農薬レモンでつくった「自家製リモンチェッロ」(580円)や、「こだわりのサングリア」(580円)なども是非オーダーしたいドリンクだ。

「年に2~3店舗のペースで展開を計画しているが、物件との出会いもあるので。いずれにしても、お客さんが来たいと思う店=スタッフが働きたいと思う店ということを念頭に置いて、その立地に合うものをつくっていきたい」と語る代表の佐藤氏。これは1号店の開業以来、一貫している考えだという。「人を活かす」「立地・ロケーションを活かす」ということに常に重きを置いている同氏。「人」×「立地」×「佐藤氏のアイディア」が、今後も驚きの化学反応を見せてくれることを期待せずにはいられない。

店舗データ

店名 Osteria Amargo(オステリア アマルゴ)
住所 東京都渋谷区道玄坂2-10-12 新大宗ビル3号館1F

 >> GoogleMap見る

アクセス JR・私鉄各線 渋谷駅より徒歩5分
電話 03-6455-3755
営業時間 月~木・日・祝 16:30~24:00
金・土・祝前  16:30~26:00
定休日 無休
坪数客数 43坪 80席
客単価 5000円
運営会社 株式会社 イーデザイン
関連リンク イーデザイン
関連リンク facebook
関連ページ Bistro Inconnue(記事)
関連ページ 居酒屋 佐藤(記事)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

ヘッドライン一覧トップへ

Uber Eats レストランパートナー募集
Copyright © 2014 FOOD STADIUM INC. All Rights Reserved.