日本一おいしいミートソースが人気のイタリアンレストラン「トスカーナ」を展開するヨツヤエンタープライズが、新たな試みとなるファストイタリアン「クアットロ クオーリ」をBono相模大野に5月22日オープン

1992年に武蔵小山で創業以来、都内を中心にイタリアンレストランの「トスカーナ」を始めとして8店舗展開しているヨツヤエンタープライズ（東京都品川区、代表：四家公明氏）は、5月22日相模大野駅横施設の「Bono相模大野」に、ナチュラルファストイタリアンの「クアットロ クオーリ」をオープンした。相模大野駅の改札口からデッキで直結の好立地、間口が大きく取られ、採光の溢れる店舗だ。店内からは、小田急線の線路を見下ろすこともできる。「クアットロ クオーリ」としては、ラゾーナ川崎のフードコートに続く2店舗目となる。品質はそのまま、人気メニューに絞り込み、ランチタイムはハーフセルフサービスを取り入れることで人件費を軽減し、低価格化を実現している。

コンセプトは、次の便を待つまでの間に寄るエアポートバール。ローマのフィウミチーノ空港で見たものから着想を得ている。ピッツァは500度の窯で90秒、パスタはオリジナルの生パスタで、茹で時間が3分と、調理時間の短縮化に成功しているため、急ぎでも間に合う。カフェやワインを片手に、ピッツァやパスタ、ドルチェが食べられ、女性が一人でも気軽に立ち寄ることの出来る近所の食卓を目指している。客単価は、ランチタイムが1000円、ティータイムが520円、夜のバールタイムが1800～2300円と、一日に何度でも利用してもらえるようなメニュー設定としている。またオペレーションも、ランチタイムとティータイムはセルフサービス、バールタイムにはフルサービスとし、時間帯に応じた変幻自在さも合わせ持つ。店内は、ひとりでゆったりくつろげるシーティングカウンターエリア、ハイチェアーのバールエリア、ファミリー向けの6人掛けボックスエリア、色とりどりの椅子のカップルや団体向けエリア、スタッフと楽しく話せるカウンターエリアと、5つのエリアで構成されている。四家氏は、「自分が行きたい店ができました。いろんな用途で使いやすく、自信を持って勧められる店。無料のサービスや値引きなど必要のない、常に高品質のこだわり料理を提供することで、お客様を幸せにし、自然に売上げの上がる店です。」と意気込みを見せる。

本来短時間で調理する手軽な食事であるファストフードに対して、ナチュラルファストイタリアンでは、四家氏の調理理念に基き、健康的な食材にこだわっている。「クイックに作るために不健康な加工をするのではなく、技術と知恵を使い解決して行きたい。ファーストフードイコール不健康というイメージを払拭して行きたいんです。」と四家氏は話す。そして、「飲食店は儲ける事ばかり考えてはいけない。お客様と末長くお付き合いしたかったら、お客様の健康を考えなければいけない。それが結果的に儲けになり、またそれをお客様に還元していくべきではないのか。」という発想が、その理念へと通ずる。

看板メニューの「日本一おいしいミートソース」（970円、ランチタイム820円）や、イタリアでしか栽培されていない、香り高いイタリアンクラシコのバジルを使用した「イタリアンクラシコのジェノベーゼ」（970円、ランチタイム800円）など、パスタメニューは小麦のフレーバーを生かしたモチモチのオリジナル太麺生パスタで作られている。500度の石窯で焼き上げる本格ナポリピッツァの「マルゲリータ・アフミカータ」（950円、ランチタイム880円）やマルゲリータとジェノベーゼのハーフ＆ハーフ「メタメタトリコローレ」（980円）もお勧めだ。他に、旬の食材を使ったアンティパストは280円から、メイン料理は980円から。ドルチェも展開している。

ここは、ビールが飲みたい彼氏とカフェに行きたい彼女が、一緒に行って満たされる店。「料理を通して多くの人を幸せにする。」という社是の通り、客の喜ぶ姿を何よりもの喜びとしている。その心意気を、サービスや様々なニーズに応えるメニュー展開、また食材へのこだわりに見てとることが出来る。近所に一件欲しい店だ。

店舗データ