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打倒ワインバル?!これからは洋酒バー!本格バー仕様のウイスキーソーダが看板の古民家洋酒酒場「洋酒膳房 梵庫バー BONCOBAR(ボンコバー)」が3月19日、新橋にオープン

まさに隠れ家と呼ぶに相応しい入り口
昭和の時代をそのまま残す空間。老舗のような趣を持つ
古民家らしい穏やかな空気感を醸すバーカウンター。初心者にも優しい
国産ウイスキー「駒ヶ岳」のソーダ割りでいただく、「豚塊肉のちゃ~しゅ~ 温玉寄せ」
左より、佐藤氏、平田氏、料理長の村田氏

(取材=にしやま とみ子)


「ウイスキーソーダを飲もう!!」をコンセプトに3月19日、新橋に、古くて新しい形態の「洋酒洋膳房 梵庫バー BONCOBAR」をオープンしたのは、古民家再生と独創的な店造りで知られる夢屋(東京都渋谷区 代表取締役 小林研氏)。目指したのは白いバーコートを着たプロのバーテンダーが迎えるオーセンティックな洋酒バー。小林氏の憧れである、昭和時代の大人の洋酒酒場という。

今年開通した通称、新虎通り、環状2号線と平行する南側の通りに建つ、築60年以上の古民家2階。通りから脇へと入り込んだ場所にある2階への階段を上がると、そこには、昭和の時代をそのまま残す空間が広がる。出迎えてくれるのは、糊の効いた真っ白なバーコートを着るバーテンダー。まさに古くて新しい洋酒酒場と呼ぶに相応しい洋酒バーだ。同店では、洋酒膳房と名乗るように、シェフが造る本格ビストロベースの洋食が味わえる。ここは、気軽なソーダ割一杯から、グラス片手にしっかりと食べることを楽しむことが出来る酒場なのだ。当たり前ではなく、常に新しく、独創的であることを信条とする小林氏らしい、ここだけの店、洋酒膳房バーという斬新な業態に仕上げている。

コンセプトドリンクのウイスキーソーダは、約50種類揃えた国内外のウイスキーに、炭酸のしっかりとした国産ソーダで作るのがこだわり。レシピは老舗ホテル出身の熟練バーテンダーであった平田氏。本物のウイスキーソーダの美味しさを気軽に楽しんで欲しくS(シングル30ml)は1杯300円から、W(ダブル450ml)が450円からで、一杯でも立ち寄れる価格だ。ベースのウイスキーは、馴染み深い国産ブランドから、スコッチ、モルト、ブレンデッド、アメリカン、カナディアンなど産地毎、名だたるブランドを置く。なかにはS900円、W1800円という、ブッカーズのような銘酒もある。他に、ブランディ、スピリッツ、リキュール、ワインまで揃え、バーとしての専門性を極め、オーセンティックな雰囲気を大事にする。とは言え、デートや接待で使うようなおしゃれなバーではなく、ソーダ割りのボリュームはS300円~600円台、ベーシックカクテルは基本オール600円と、日常使いの酒場、庶民のバーとしてのポジションにしている。

料理は、本場経験も深いフレンチ出身の村田シェフの手で作るビストロ料理ベースの洋食。おすすめは「シェフおまかせ惣菜盛り合わせ」(950円)をはじめ「海の恵みのうれしいタルタル」(750円)、「彩り豊かなスティック野菜のフロマージュブラン」(580円)、「チキンカツレツ ソースタルタル」(850円)、「ヤミツキ手羽中のコックオーブン焼」(850円)、「ザ ハンバーグステーキ マデラソース」(950円)など、多彩に充実する。さらに「グリーンレーズンバター」(350円)、「自家製オリーブ&ドライトマト」(580円)、シェフ手作りの「BARのショコラ」(350円)などバー定番のおつまみが楽しめる。

廊下を挟んでカウンターのあるバースペース、テーブルスペース、さらに3階まで、あまり手を入れていないという空間には、過去からの時間がそのまま残り、アンティークな家具が馴染む。そんな古民家の空気と昭和のバースタイルが一体化し、老舗のような空気感を醸している。ただ、環境としてではなく、古民家の持つ時間の存在感を引き出し、付加価値とする業態創りを得意とするのが小林氏。今後も、同様の業態開発、店舗作りを目指すという。因みに同店、同社運営「焼ジビエ 炭打 新橋店」の上階となる。

店舗データ

店名 洋酒膳房 梵庫バー BONCOBAR(ボンコバー)
住所 東京都港区新橋4-29-6 2階

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アクセス 新橋駅より徒歩5分
電話 03-3431-3355
営業時間 月~金 17:00~23:30
土   16:00~23:00
定休日 日祝
坪数客数 15坪(2・3F併せて) 22席(2Fのみ)
客単価 2000円
運営会社 株式会社夢屋
関連リンク 夢屋
関連ページ 罠 炭打(記事)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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