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ご当地酒場の仕掛け人、fun functionの合掌氏が手掛ける「佐賀県三瀬村ふもと赤鶏」の2号店「佐賀県三瀬村ふもと赤鶏 八重洲店」が東京駅の目の前に2013年11月14日オープン

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高層ビルが立ち並ぶ中に、提灯の灯りが一際目立つ年季のはいった風情ある一軒家
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山小屋を思わせる店内はふんだんに木が使われナチュラルで素朴な雰囲気
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新鮮な「ふもと赤鶏」の希少な部位もカウンターケースに並んでいる。左から、もも、ねぎま、せせり、砂肝、トロ皮
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ふもと赤鶏と共に、同店イチオシの「本日の佐賀直送地野菜」は、じっくり炙った野菜の甘みと旨みが愉しめる
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代表の合掌智宏氏(後列右から2番目)、店長の吉田光二氏(後列右から3番目)とスタッフのみなさん


丸の内駅舎復原も完成し、日本の表玄関にふさわしい魅力あふれる駅に生まれ変わった東京駅。その八重洲口から徒歩2分の好立地に、「佐賀県三瀬村ふもと赤鶏 八重洲店」が2013年11月14日オープンした。経営は、「北海道八雲町」(浜松町店、日本橋別館、三越前店)、「カキ酒場 北海道厚岸 日本橋本店」、「佐賀県三瀬村ふもと赤鶏 田町本店」など、ご当地酒場を次々に手掛けているfun function(ファンファンクション、東京都中央区、代表:合掌智宏氏)。今回の新店舗は、「佐賀県三瀬村ふもと赤鶏」の2号店で、ビルの地下店舗の田町本店とは異なり、一軒家というスタイルでのオープンとなった。風情ある年季の入った2階建ての一軒家は、近隣の高層ビルが立ち並ぶ中で、ひと際目を引く存在感を醸し出している。

4年前にご当地酒場の第一弾「北海道八雲町」を立ち上げて以来、合掌氏は全国市町村レベルの知られざる特産品を掘り起し、東京のど真ん中で宣伝すること、ひいてはその地域の生産者支援、地方活性化につながるよう地元自治体を巻き込んだビジネスを展開してきた。地元自治体からの補助金は一切もらわず、その代わり公認してもらい、店名には自治体名が入ったアンテナショップ飲食店という形で、新鮮な食材を優先的にまわしてもらうことなどが特徴の運営システムだ。佐賀県佐賀市三瀬村エリアは、山々に囲まれ自然公園が広がり、清流と緑が豊富な地域。その豊かな自然の中で育てられた「ふもと赤鶏」は、3年前に登場した新品種でフランス産種の赤鶏を両親とし、日本の飼料で飼育する新しいブランド鶏。赤鶏らしくやわらかくきめ細かな肉質はジューシーで、肉に旨味があり地鶏とは異なる味わいを持つ。三瀬村が誇るこの最高傑作ともいえる「ふもと赤鶏」を2012年8月の「佐賀県三瀬村ふもと赤鶏 田町本店」開店時から、同社は直接生産者から仕入れ、コミュニケーションを密にしながら共に成長してきたという。新品種であるため、供給の安定が店舗展開する上で重要視されていたが、その供給も順調に安定し、今回の2号店オープンにつながった。

同店のランチメニューは、味、価格、ボリュームの全てが揃い、近隣のオフィスワーカーに人気がある。レバー入りもリクエストできる炭火炙りの「親子丼」(850円)、シバ漬けタルタルソースがたっぷりかかった「チキン南蛮定食」(900円)や、一番人気の香ばしくジューシーな「鶏もも炭火焼定食」(1000円)など5種類が用意され、どれもご飯大盛り無料、コーヒー無料サービスが付く。ディナータイムは、やはり串焼きが人気。午前中にさばいた鶏は翌日には店舗に届くので鮮度抜群だ。名物の「ハツテキ」(490円)も鮮度が良いのでくさみがない。またモモの付け根の超希少部位である「ソリレス」(200円)(仏語で“食べなきゃ損”という意)は、筋肉の塊を繊維を傷つけずに取り出せる唯一の部位で、赤身肉でしまっていて旨味が凝縮されている。鶏肉の他には、佐賀県産の新鮮な野菜もみずみずしい状態で産地から直送される。日替わりで供される「本日の佐賀直送地野菜」(日替わりのため価格も変動)は、炭火でじっくり炙って野菜本来の甘みを堪能でき、佐賀の加唐島特産「海んまんま一の塩」や、「魔法の雫 うまか醤油」などをつけて食べるとさらに旨みが増す一品として人気がある。

ドリンクは、佐賀産の果物や野菜を使用した女性に人気の「佐賀みかんサワー」(490円)や、「佐賀生トマトハイ」(590円)、三瀬村の草原で放牧して育てられたジャージー牛の牛乳を使った「みつせ村ジャージー牛乳ハイ」(590円)という変わり種もある。また日本酒や焼酎も銘酒が揃う。今や佐賀の代表的な日本酒として知られる貴重な「鍋島」は、「本日の鍋島」としてその時のおススメが飲めるのも酒好きにはたまらない。取材当日は、この時期ならではの「鍋島 New Moon中汲み純米吟醸 無濾過生原酒」(半合550円)があり、スタイリッシュなラベルが輝いていた。また、穏やかな香りとスッキリした口当たり、旨味のバランスが良い「東一」(大吟醸 半合650円、山田錦純米 半合450円)など、九州屈指の米処でもある佐賀の魅力を満喫できる。焼酎は、本格芋焼酎で黒麹仕込みの「魔界への誘い」(590円)や、佐賀の米焼酎と鹿児島の芋焼酎を原酒ブレンドした「隆盛と重信」(590円)などもあり、東京ではなかなかお目にかかれない銘柄の数々に出逢える。

同社の進める地方の生産者支援、地方活性化につながるこのミッション型経営は、メディアでも広く取り上げられ、現在注目度が増し多方面から売り込みも相次いでいる。「いろいろとアプローチはありますが、しっかり見極め、正直な商売をして行きたい」と語る合掌氏。今後については、年に2~3店舗のペースで店舗展開をし、独立支援、オーナー支援も同時におこなって行くという。ジャパンクオリティの奥深さをさらに掘り起こすことで、生産者から販売者までを包括的に活性化し、迫りくる増税やTPPとういう逆風の中でも、真に強固なビジネススタイルを確立していくだろう。

 

(取材=玉井 由希子)

店舗データ

店名 佐賀県三瀬村ふもと赤鶏 八重洲店
住所 東京都中央区八重洲1-3-17
アクセス JR東京駅 徒歩2分
電話 03-5542-1088
営業時間 月~金 昼 11:30~14:00(L.O.13:30)
    夜 17:00~23:30(L.O.23:00)
土     17:00~23:30(L.O.22:30)
定休日 日・祝
坪数客数 34坪(2階含む) 70席(テラス席含む)
客単価 昼900円、夜3300円
運営会社 株式会社fun function(ファンファンクション)
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