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渋谷・百軒店に日本酒ファン待望の専門店「日本酒バル Chintara (チンタラ) 」が4月15日オープン! おしゃれスタンディングスタイルで“日本酒新時代”をリード

奥まで見渡せる開放感のあるシンプルな空間。スタイリッシュな雰囲気が際立つ
夜になると柔らかで暖かみのある灯が、木の素材感を引き立て、入る人の気持ちを和ませる。女子一人でも安心出来る雰囲気だ
手前「フォアグラの西京味噌漬け焼き」(980円) 、奥「お勧め能登直送の刺身3点盛り」
左よりオーナーの新出氏、運営責任者の川畠氏、店長の小澤氏、料理長の矢藤氏

(取材=西山 登美子)


渋谷の道玄坂から神泉へと抜ける妖しい雰囲気の百軒店エリアに4月15日、ワイングラスで日本酒を飲む、おしゃれでスタイリッシュなスタンディングスタイルの「日本酒バル Chintara (チンタラ) 」がオープンした。全国から選りすぐりの日本酒とオーナー新出利明氏(スタンド)の出身地である能登の食材、調味料を取り込んだ創作系料理が味わえるハイクオリティバルでもある。 料理と相まって、共に美味しさを引き立て合える優れた食中酒と捉える日本酒を、ワインのように楽しめる場として、日本酒バルの出店を考えていたデザイン会社経営の新出利明氏。

新出氏が飲食1号店となる「日本酒バル Chintara」をオープンするきっかけとなったのは、現在、業務を委託する同郷の川畠嘉浩氏と、彼が経営する能登の郷土料理店「能登の夜市」で出会ったこと。 二人の出身地の能登は、日本酒造りで知られる杜氏の三大出身地の一つに数えられるほど、日本酒文化との関わりは深い。また、海に囲まれ新鮮な魚介をはじめ多くの自然に恵まれた地は、発酵文化の発祥地ともいわれ、今も日常生活の中に伝統の食文化が息づいている。そんな能登の料理や調味料と日本酒の素晴らしさを多くの人に知って欲しいと、カジュアルなスタンディングスタイルでありながら、しっかりと食事まで楽しめる一軒目使いの店を立ち上げた。

床、壁、カウンター、さらにテーブルまでも木で仕上げたウッディな空間は、枡をイメージしたデザインで、余分なモノはなにも置かずシンプルでスタイリッシュ。「枡の中で日本酒に酔いしれて欲しい」とエスプリを感じる店には、透明なワイングラスを片手に飲む日本酒が映える。

90mlポーションで450円からと手頃な日本酒は、各地から選りすぐった銘酒を約50種類前後揃える。そのうち、15種類前後が常時、季節のタイプとして入れ替わり、その時々、旬の日本酒に出会える。定番の日本酒メニューは、それぞれの銘柄が判りやすい言葉で表記してあり、日本酒に馴染みが薄くても選びやすくなっている。冷や、燗向けも明記してある。 能登から直送される季節折々の「能登の刺身3点盛り」700円が一番のおすすめという料理、その多くは和と洋に能登の食材、調味料を加え、コラボした創作系となり、新しい日本酒の楽しみ方が広がる。「旬魚のカルパッチョ魚醤ソース」(780円)、「能登の海藻サラダ」(600円)、「和アンチョビソースと雲丹のピザ」(800円)、「フグ卵巣の糠漬けと山芋」(650円)などの定番から、その日のおすすめまで数多く揃い、何度も足を運びたくなる。

通りに面したエントランスから奥までが見渡せる店は、潔いほど開放感に溢れ、カウンターの中の大型冷蔵庫が無ければ日本酒専門店と気づかないほど。渋谷でわざわざ行く価値のある日本酒専門店であり、百軒店の新たな始まりの一軒となることに期待したい店でもある。

店舗データ

店名 日本酒バル Chintara
住所 東京都渋谷区道玄坂2-19-3

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アクセス 各線渋谷駅、神泉駅より徒歩5分
電話 03-6427-8183
営業時間 17:00〜24:00、金・祝前17:00〜4:00
定休日 日祝休
坪数客数 12坪・30人(スタンディング※一部席有り)
客単価 3500円
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※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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