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「NYブルックリン」と「本格フレンチ」のマリアージュ、気取らないスタイルで食事と空間を楽しむ「BISTRO BROOK KITCHEN(ビストロブルックキッチン)」が2月8日神田駅近くにオープン!

夜になると照明も落ちて、ぐっとブルックリンの雰囲気が増す
ランチ:「野菜とレンズ豆とベーコンのラグーパンケーキ、スープ付き、サラダ添え」(950円)
ディナー:「フランス産ピジョン(鳩)のロースト バニュルスソース トリュフの香り」(2280円)
本格フレンチ36年の経験を持つ、グランシェフの伊藤俊文氏

(取材=下前 ユミ)


神田の江戸食・下町文化に新しい風が吹く。神田駅西口から商店街に入り、ひとつ目の交差点を右折したすぐ右側。ひときわ存在感のある洗練された空間は、2月8日にオープンしたカジュアルシックに本格フレンチを楽しむ「BISTRO BROOK KITCHEN(ビストロブルックキッチン)」。運営は、GROW GENERAL OFFICE(グロウジェネラルオフィス、東京都港区、代表取締役社長:川島浩範氏)。内装デザインを手がけるのはインテリアデザイン事務所「rauque(ローク)」のデザイナーという顔も持つ、オーナーの川島浩範氏と吉田正太郎氏。店内に一歩入ると、まるで映画のワンシーンの中にいるようだ。 「イメージはニューヨーク郊外のブルックリン。神田という街はブルックリンと“気さくで粋な人々”という点でも共通する」と話すゼネラル・マネージャーの林俊介氏は、プラン・ドゥ・シー出身。ブルックリンといえば、さまざまな人種が集まり、文化が交錯する街。最先端のスタイルを取り入れた店が多く立ち並び、ファッショニスタが注目する街として人気が高く、魅力を放つエリアだ。倉庫や工場などの建物をリニューアルし、居心地良く楽しんで暮らす、エッジの利いたブルックリンのライフスタイル。そんなブルックリンをイメージした内装デザインと、東京の下町・神田の粋な雰囲気が重なり、ハイセンスながら居心地が良い空間はデートではもちろんのこと、女性同士でも楽しむことができる。店内の所々に配置されたアンティークの小物も、解け合うようなあたたかみのある空気を感じさせる。同店は、「スタジオ」としても利用可能とのこと。 「よそ行きではなく普段着で、いろんな人に美味しいものを食べてもらいたい」と腕をふるうのは、本格フレンチで36年の経験を持つグランシェフの伊藤俊文氏。「ホテル鹿島の森」、ロサンジェルスの「ラ・プティ・チャヤ」、「ツムラ・クラブ・エラール」、「白馬リゾートホテル ラ・ネージュ東館」、「ヴィロン」、「コロニアル・ミラドー」などにシェフとして勤務した経歴を持つ。また、農林水産省主催で香港にて開催された日本食材プロモーションイベントに日本代表シェフとして参加。さらに「エレメンツ」などを経て、今に至る。伝統的なフレンチの世界で長年培った経験と実績を兼ね備えた同氏が厳選素材を生かし、一皿一皿、ていねいに仕上げる。見ているだけで食欲をそそり、ワクワクさせる、その見事なまでに華やかで美しい品々からは盛りつけ方のこだわりも強く感じる。「季節のものをその時に提供し、四季を感じてもらいたい」と、春にはアスパラやタケノコなどの山菜と川魚、夏には太陽の恵みを多く浴びた有機野菜、秋には旨味を凝縮したキノコ類、冬にはジビエと、旬の食材を楽しませてくれる。 ランチには、「ビストロならではの本格的なフレンチのソースを食べてもらうために研究した」という、オリジナルのフレンチスタイルパンケーキ(こだわり有精卵と厳選した自然派小麦粉使用、砂糖不使用)を提供する。満足度が高い食事系パンケーキ「野菜とレンズ豆とベーコンのラグーパンケーキ、スープ付き、サラダ添え」(950円)はラグーソースとパンケーキが重なり合い、フレンチのソースを一皿で満喫できる。スイーツ系パンケーキはフレッシュな苺の甘さと空気をたっぷり含んだエスプーマクリームがとけ合って口にする度に楽しい「ごろごろ苺ソースとエスプーマクリームのパンケーキ、ドリンク付き」(950円)など。ビストロだからできる骨太なメニュー、「豚肩肉のロースト ジュ・ド・ポーとマスタードのソース、パン、スープ付き、サラダ添え」(1000円)や「シーフードグラタン、パン、スープ、サラダ付き」(1000円)も取り揃えている。ディナータイムには、シェフの料理を気軽に楽しめるコース(5000円)がおすすめ。そのほかにも、「オーガニック キャロットラペ」(400円)、「岩中豚のリエット」(480円)などのタパス。「牛フィレ肉とフォアグラのロッシーニ ペリーグーソース」(1980円)、「フランス産ピジョン(鳩)のロースト バニュルスソース トリュフの香り」(2280円)など、本格フレンチがビストロ価格で堪能できる。 ドリンクは、強い苦みと爽快な味わいでニューヨーカーに最も愛されているクラフトビール「ブルックリンラガー」(700円)をはじめ、フランスワインやオーガニックワインなど常に60種類以上を用意。グラスの赤・白(600円~)、ボトルは3000円からラインナップされている。ほかにはブルックリンスタイルのフローズン(880円)やスムージー(800円)、厳選した豆を一杯毎に抽出するこだわりのエスプレッソ(500円)などを提供する。気軽にタパスをつまみながらグラスワインを飲んだり、シェフの料理を楽しめるコースにボトルを合わせてゆっくりと食事を楽しんだり。その時々のシチュエーションによって普段使いとしても、特別な日にも、さまざまなシーンに合わせて利用できるのが魅力だ。 「お腹を空かせて行きたいと思われるように、満腹を満足に変えて、お客様に感動を与えたい」と話す伊藤シェフの目は少年のようにキラキラと輝いている。オープンキッチンというステージを楽しみながら、腕をふるう同氏は「お客様の反応が見えるので楽しい」という。美味しい料理はもちろんのこと、圧倒的なコストパフォーマンスは、食後の感動をも与える。グローバルダイニング出身の遠藤元樹氏をはじめ、明るく気さくなプロ意識の高いスタッフが生み出す最高のサービスが“くつろぎの時間”と化す。料理、サービス、空間、どれをとってもどこにも引けを取らない同店は、“ここにお腹を空かせて行きたいと思う客”が絶えない名店となるだろう。

店舗データ

店名 BISTRO BROOK KITCHEN
住所 東京都千代田区内神田3-12-4 第一岸ビル1F

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アクセス JR神田駅西口より徒歩1分、東京メトロ銀座線神田駅徒歩2分
電話 03-5256-4129
営業時間 ランチ  11:30~14:30(L.O.14:00)
ディナー 17:30~24:00(L.O.23:00)
定休日 日祝日
坪数客数 33坪・46席
客単価 昼950円、夜5000円
運営会社 株式会社GROW GENERAL OFFICE
関連リンク BISTRO BROOK KITCHEN
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※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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