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ワインと日本酒を楽しむ「和飲家 七代目 音次郎」が田町に9月19日オープン。二つの醸造酒文化融合は、上越の老舗の新しい未来への始まりとなる。

和とワインのマリアージュを表現するのは、和とヨーロッパの古材を融合させた壁。
デザインコンセプトも歴史と未来の融合という店は居心地の良い、寛ぎの空間となっている。
和タパス。左からクリームチーズとアボカドのかんずり酒盗和え。手前、秋果実とブルーチーズの白和え。右、味噌と塩糀で作ったラタトゥイユ。奥、くじらの塩糀酒粕漬け。
女将 “マツコ“ 安田徳子さん(左)、店長 “キャサリン” 笠輪優さん(右)

慶応大学があることでよく知られる田町は、高層ビルの立ち並ぶビジネス街としても知られるが、田町駅西口から慶応大学へと抜ける通り一帯、縦横に走る路地には多くの飲食店が集まり、飲食エリアとしても名高い。 そんな通りの中で、雪深い上越エリアの街独特の雁木を再現したファサードの「和飲家 七代目 音次郎」は一際目を引く。新潟県上越市、城下町として知られる高田で、料亭と結婚式場を営む老舗「やすね」の新業態店となり、東京進出の1号店だ。 「やすね」の七代目当主安田浩氏が、自社ビジネスの未来に向けた新規プロジェクトの1号店でもある。店名「和飲家 七代目 音次郎」は現「やすね」の新たな事業の始まりとして、上越市で商いを起こし、和の心を大切にした初代当主安田音次郎にあやかったものという。 伝統の和心を味わい楽しみながら、新しい世界との融合を大胆かつゆるやかに楽しむのが「和飲家 七代目 音次郎」流。家のようにくつろぎ、和を食し、和を飲み、和飲=ワインを楽しむ。このスタイルこそ、「やすね」が考える新業態と語るのは、店を統括する女将のマツコさんこと安田徳子さん(ダイバーシティコーポレーション代表)。実はマツコさん、現「やすね」の若女将でもある。出店計画を決めてから1年の時間をかけ試行錯誤してきたなかで、バルのようであって、老舗の心、スタイルを提供することへこだわった結果という。 そう、「和飲家 七代目 音次郎」は本店やすねの元総料理長、板長ボブ氏こと村松氏と、やすねで修行してきた若きホープ陳さんこと今泉氏の作る上質な和食ベースのタパス料理を味わいながら、女将マツコが選ぶワイン、店長キャサリンこと笠輪さんが推薦する日本酒を好みのスタイルで楽しめるのである。 女将、安田さんは海外生活も長く、オーストラリアのワイナリーに在籍し、ソムリエ資格を持ち、ワインに精通していることからも、「やすね」の新規プロジェクト責任者として最適であった。そして、女将は将来的には東京のみならず、海外の進出も視野に入れての新プロジェクトとして、朝礼での一言英会話も実行しているという。 そんな未来へ向いた「和飲家 七代目 音次郎」のこだわりの一つに日本の伝統食、発酵調味料がある。上越市は古くから発酵調味料文化の拠点でもあったということから、独特の発酵調味料、食材、食品が日々の食生活に根付いている。また、発酵調味料は醸造文化でもあり、提供ドリンクにも反映され、ワインと日本酒へのこだわりも頷ける。 板長ボブ氏と陳氏は、そんな上越市、新潟県の発酵調味料、味噌やかんずりなどを使い、郷土色の特徴を活かした料理を作っている。また、老舗としての料理のクオリティを守りながら、価格を抑えるためにも、それら発酵調味料を効果的に使いこなしているのだ。 郷土の雪の花味噌を隠し味に使ったポテきゅう(480円)。アユ一夜干しのかんずり酒盗焼き(620円)。大吟醸八海山の酒粕を使った、酒粕グラタン(680円)。そして、クリームチーズとアボカドかんずり酒盗和え、ヨーロッパで数多く受賞している佐渡の“変人の頑固者”と言う意味の“へんじんもっこ”の白カビサラミなど小皿であれこれと楽しめる和パスタはオール400円だ。ほかに、ボリューミーな料理、上越名物こぼれするめいか天ぷら(580円)などが揃う。 女将厳選のワインは、その日おすすめのグラス赤白2種類づつで、500円、600円。泡が650円。上越市の岩の原ワインをはじめ、ボトルは2500円、3500円、4500円と判り易い。 日本酒は、新潟蔵元の銘柄、〆張鶴の純、春日山の天と地など、各地の地酒、獺祭の39、手取川の山廃純米などを置く。グラスで提供する日本酒は全て500円となる。 「やすね」の社是“縁ありて宴あり”を新業態「和飲家 七代目 音次郎」という形にした七代目当主安田氏率いる新プロジェクトチーム。次なる“縁ありて宴あり”に向け、既に動きだしているという。

(取材=西山 登美子)

店舗データ

店名 和飲家 七代目 音次郎
住所 東京都港区芝5-21-15 芝三勝ビル1F
アクセス JR田町駅、都営地下鉄三田駅から徒歩5分
電話 03-3451-8785
営業時間 17:30〜24:00
定休日 日祝
坪数客数 12,8坪/23席
客単価 3000円から3500円
運営会社 株式会社ダイバーシティコーポレーション
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