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「ミシュランガイド東京2008」11月22日発売!掲載店150軒すべて星つき!

(取材=編集部)


“ヨーロッパで最も権威ある美食ガイドブック”のアジア初「ミシュランガイド東京2008」記者発表が昨日東京国際フォーラムで行われ、総責任者のジャン・リュック・ナレ氏が3ツ星8軒、2ツ星25軒、1ツ星117軒の計150軒を発表、東京は世界一多くの星が輝く美食の街と認定された。 フランスのタイヤメーカー、ミシュランが1900年以来発行しているこのホテル・レストランガイドブックは、表紙が赤いことから“赤ミシュラン”と呼ばれ、欧州20カ国と米国で刊行、日本はその22番目の対象国となる。これまで出版された他国のミシュランガイドでは、掲載店の一部に星がつくだけだったが、“食材のクオリティ・調理の技・伝統”など美食水準の高さに敬意を表したという「ミシュランガイド東京2008」では、掲載店すべてに星がつくという世界で初めてのケースとなった。 気になる結果だが、三ッ星は本拠地パリの10軒に次いで東京は8軒という快挙。その8軒のうち、フランス料理が「ロオジエ」「ジョエル・ロブション」「カンテサンス」の3軒。日本料理は「神田」「小十」「濱田家」、寿司「すきや橋 次郎」「鮨 水谷」の5軒。 また、二ッ星を獲得したのは25軒。フランス料理が「エメ・ヴィベール」「キュイジーヌ ミシェル・トロワグロ」「トゥエンティワン」「ピエール・ガニェール」「ラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブション」「ル・マンジュ・トゥー」の6軒。 その他3軒に、イタリア料理「リストランテ ASO」,スペイン料理「サンパウ」,中華料理「家菜」。 残りは日本料理で、「石かわ」「一文字」「白杵ふぐ山田屋」「えさき」「菊の井」「湖月」「醍醐」「つきじ 植むら」「つきじ やまもと」「菱沼」「福田屋」「龍吟」「和幸」の13軒。 そして寿司「鮨 かねさか」「拓」「さわ田」の3軒だ。 一ツ星は117軒、そのうち日本料理が半数以上を占め、トータルで見ても日本料理は60%を上回った。 これは近年見られる世界的な“日本食ブーム”も反映しての結果だろうか。 世界各国ともミシュラン格付け基準は厳格かつ公平、調査にはミシュランの社員でありプロフェッショナルな知識をもつ調査員が、一般客と同様に匿名で訪れ勘定も全額支払う。初版には、ヨーロッパ人3人と日本人2人からなる覆面調査員と、正体を明らかにする訪問調査委員10数人が調査に当たり、16万軒あるといわれる東京のレストランから1500軒に絞り込み、1年半以上かけて最終的に150軒を選抜した。 この初版本には、ホテル・レストランが1軒ずつ見開きで紹介され、左側のページには施設の写真と星の数のほか、快適度をフォークの数で表示。右ページには、施設や料理の紹介文と外観の写真、地図が掲載されており実用度が高い。 【発売概要】 タイトル:ミシュランガイド東京2008 発売日:2007年11月22日(木) 価 格:日本語版2,200円(税別)税込2,310円 全国の書店で 発 行:ミシュラン 

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