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ノーチャージでJAZZライブを体感できる「got music? CAFÉ&BAR(ガットミュージック カフェ&バール)」が東京駅近くに登場!ビッグイーツが「駅、音楽、食」をキーワードに新しい文化を発信!

ガラス張りの外観はシンプルでスタイリッシュ。オープンで入りやすい雰囲気
日本初上陸のアルチザンコーヒー「WEAVER'S COFFEE」。香り豊かで上質なコーヒーがリーズナブル!
ノーチャージで聴けるJAZZライブは必見。アーティストと共にスウィングすれば気分はニューヨーク
アメリカ南部のケイジャン料理を食べながら聴くJAZZは、一層気分を盛り上げてくれる

(取材=長谷川 敏子)


東京駅八重洲南口より徒歩1分、バスターミナルの隣に、ビッグイーツ(東京都港区、代表取締役社長:後藤 順氏)が手掛ける「got music? CAFÉ&BAR(ガットミュージック カフェ&バール)」が5月13日グランドオープンした。ガラス張りの店舗は1階と2階にゾーニングされており、1階はコーヒーやトルティーヤなどを販売するテイクアウトとスタンディングを設けたカフェ、2階はJAZZライブを聴きながら、お酒や料理を楽しめるバールだ。ビッグイーツといえば、「DOUGHNUT PLANT」「eat more greens」「丸の内カフェease」と、カフェ業態の展開で知られるが、新たな店のコンセプトは「『音楽と食』を通して新しいStation Life styleを提案する空間」である。「食と音楽をコミュニケーションツールにした時間を楽しむような文化を、東京駅から発信していきたい」と後藤氏が語るように、随所に「食」はもちろん「音楽」に対するこだわりも見受けられる、新業態のミュージックカフェ&バールだ。
1階の「CAFÉ&DELI」には、サンフランシスコ発アルチザンコーヒー「WEAVER’S COFFEE」が、日本初上陸。世界でも名高いコーヒーエキスパート、ジョン・ウェーバー氏のオリジナルブレンドコーヒーで、豆の選別からブレンド、焙煎まで全てをウェーバー氏が担った「職人コーヒー」=「アルチザンコーヒー」である。苦みと深みのバランスがいいスムースな味わいとリッチな香りのコーヒーだ。「ホットコーヒー」(280円)、「アイスコーヒー」(S 280円、R 360円)、「カフェラテ」(310円)、などがあり、1日に何度か買いに来る常連客もいるそうだ。「NEWYORK Style Food」をテーマにしたフードも充実しており、店内で手作りするトルティーヤやクレープは「シュリンプトルティーヤ」(580円)、「いちごカスタードクレープ」(480円)など、出来たてを食べることができる。毎朝焼きたてが入荷するパンや「DOUGHNUT PLANT」のドーナッツは、コーヒー付きのモーニングセット(500円)もある。6月からは、ランチセットも登場予定だ。この他、ミュージックカフェならではの、ギターやピアノ形のクッキーやオリジナルパッケージのスイーツ、「spiral records」がセレクトしたJazz CDのグッズも販売。メニューは全てテイクアウトできるので、東京駅やバスターミナルを行き来するビジネスマンや旅行客が利用しているという。
2階の「BAR&LIVE」では、JAZZライブをノーチャージで見ながら、アメリカの家庭料理や酒を楽しむことができる。「日本で音楽ライブを見るというと、高いチャージを払わなければならず、敷居が高いイメージがあるが、ニューヨークのように、もっとカジュアルに音楽をライブで聴きながら、美味しいものも食べながら、心も体も元気になってほしい」という後藤氏。その想いを実現させた店内には、心地よい音楽を楽しんでもらうため、わざわざ音響デザイナーに依頼して造った、この店専用の特注スピーカーがある。1日2回のライブは、ピアノ、ボーカル、ギターなど日替わりで、JAZZのスタンダードやボサノヴァを演奏。音楽プロデューサーを迎えてアーティストのブッキングをしてもらっているそうだ。JAZZの女子会や女性ボーカルの特集なども企画し、「音楽と食を楽しむ時間」を文化として根付かせようとしている。「普通の店をつくるよりは、コストがかかっています。そこはアーティストさんにもご理解を頂きながらやっています。いい店をつくれば、来店客も増えますから」。しっかりとビジネスになるように、バランスを考えて運営しているという。
料理は「NY Comfort Food」をテーマに、アメリカの家庭料理を提供している。特にJAZZの故郷、アメリカ南部の「ケイジャン料理」に力を入れており、魚介類のスープにオクラをたっぷりと入れてとろみをつけた「シーフードガンボ」(1100円)は看板メニュー。また、「バッファローチキンウィング」(780円)、「べイクドマカロニチーズ」(900円)なども人気。ドリンクは、ビール、ハイボール、カクテル、ワインなど各種あり、1杯680円から1000円とリーズナブルだ。
駅近ということもあり、周辺のOLやビジネスマンがひとりでふらりと来ては、音楽と食事を楽しんでいくことも多く、すでに金曜日は大変混みあっている。「東京駅周辺には『自分を持っている大人』が多いんです。そのイメージにぴったりくるのがJAZZ。だから、この店の音楽はJAZZにしました」と後藤氏は言う。今後も、音楽と食がコラボレーションした店舗展開を、駅に近い場所で考えているそうだ。「例えば、新宿だったらもうちょっとポップな音楽、横浜だったらブルースっぽい音楽とか、その街に合う音楽ってあると思うんです。そのロケーションとニーズに合う店を、タイミングを見てつくっていきたいですね」。ビッグイーツの新たな試みは、音楽のようにノリよく広がっていきそうだ。

店舗データ

店名 got music? CAFÉ&BAR(ガットミュージック カフェ&バール)
住所 東京都千代田区丸の内1丁目9-1

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アクセス JR・地下鉄 東京駅より徒歩1分
電話 03-3214-1520
営業時間 1階 7:30~23:30、2階 11:00~23:30
定休日 無休
坪数客数 21坪・40席
客単価 ランチ 850円、ディナー 3000円~3500円
運営会社 株式会社ビッグイーツ
関連リンク 株式会社ビックイーツ
関連リンク got music? CAFÉ&BAR
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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