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自分だけのオリジナルパスタ&サラダが作ってもらえちゃう??? 六本木・東京ミッドタウン向かいに、日本初のパスタ&サラダクリエーションレストラン 「Gaston & Gaspar」が3月20日グランドオープン!

天井高6mの広々とした空間に、燦燦と日差しが降り注ぐ中で食事を楽しむことができる
パスタやサラダはもちろんのこと、タパス、ピザ、からメインディッシュまで、イタリアンをベースにした料理が存分に味わえる
ショートからロングまで、見たこともないような面白い形をしたパスタに出合える。気分に合わせてセレクトできるのも嬉しい
ガラス張りのビルの中で、屋内ながらテラス風のつくりになっている疑似テラス席がユニーク

(取材=田村 真理子)


日本初となるパスタ&サラダクリエーションレストラン「Gaston & Gaspar(ガストンギャスパー)」が、東京ミッドタウンから外苑東通りを挟んでスグの好立地に約1ヶ月のプレオープンを経て3月20日、グランドオープンを果たした。運営をFine Fast Foods(東京都港区、代表取締役社長CEO・渡邊正都氏)が行ない、総合ディレクターは、料亭「銀座朝川」の若女将で、渋谷「ワンダフル食堂 amber」や「目黒ルベロ」のオーナーである伊藤ミナ子氏が手掛ける。 パスタクリエーションとは“パスタは楽しい!”というコンセプトで、(1)パスタの種類を選ぶ(2)ソースの種類を選ぶ(3)トッピングの種類を選ぶ(4)シェフが調理、の4ステップで、自分だけの完全オリジナルのパスタを調理してもらえるスタイルの店のことだ。ポルトガルで見かけたパスタクリエーションスタイルをアレンジすることで、イタリア製の製麺機を使用して作った自家製生パスタ15種類の中から毎日6種類を用意し、ソースも6種類をラインナップする。トッピングにも肉類や魚介の他、数種類の野菜や温泉卵などを揃え、そのパターンは、なんと218万通りに及ぶというから驚く。同様にサラダにもこの形式を取り入れ、お好みのサラダを作り上げるシステムになっている(こちらは48万通り以上)。 メニューはまず、「スパゲッティ」を筆頭に、平麺タイプのロングパスタ「タッリアテッレ」や「リングイネ」の他、筒状ショートパスタ「リガトーニ」やフリル付ロングショートパスタ「レジネッテ」、らせん状ショートパスタ「フジッリ」や星型やハート型のパスタなど一般的なものからあまり見かけたことのない珍しいものまでを15種類ラインナップ。好みのパスタを選択したらトマトソース、クリームソース、和風ソース、明太子ソース、ジェノバソース、スーパーガーリックソースの6種の中から好きなものを選ぶ。さらに、サラミやベーコンなどの肉類の他、イカやエビ、サーモンなどの魚介のいずれから1種類を選び、アスパラや水菜、エリンギにオクラや山芋、温泉卵など、バラエティに富んだ野菜類の中から2つを選んだら、ガーリックと鷹の爪の有無をセレクト後にオリジナルの一品を仕上げてくれる。 ディナー時は、「グリーンとブラックのオリーブマリネ(オリーブ2種の自家製マリネ)」(480円)や、「にわとりの贈り物(スパニッシュオムレツ)」、数量限定!「彩り鮮やか5色スパイスのチーズディップ自家製フォカッチャ添え」、「広島県産カキの香味オイル漬け」(各680円)、といったタパス類なども充実しており、ピッツァも3種類(880円~)をラインナップしている。メイン料理も炭火焼BBQ「スマイルドッグ(ソーセージ・マスタード・ケチャップ)や、「情熱シュリンプ(エビ・塩とHotチリペッパー)」、「ワイルドキング(岩中豚のグリル)」(680円~)などを揃え、ドリンクはワイン(ボトル2,800円~)を中心にビールやカクテルなど(580円~)を豊富に揃えている。メニューについては随時進化する見通しで、今後流行るのではないかと予測している中東のコロッケ(ひよこ豆をすり潰して揚げたもの)をピタパンに挟んで食べる「ファラフェル」などもメニューに組み込むことを検討しているという。 また、ランチの際は、全てのセットに焼きたてフォカッチャ(オレガノソルト味、トマトガーリック味)とドリンク(1杯お代わり無料)が付き、パスタクリエーションセット1,260円。他では味わえない組み合わせであるからか、生パスタにオクラや山芋、和風ソースにガーリックソースをセレクトしたネバネバさっぱりスタイルが人気を博しているそうだ。その他にも、クリエーションに迷う方には週替わりパスタA 1,050円、週替わりパスタB 1,150円があり、ラザニアセット1,260円、サラダクリエーションセット1,050円なども用意されている。 ガラス張りの外観が交差点を挟んで東京ミッドタウンからも見えるという絶好のロケーションに店舗を構え、店内の天井高は6mもあり、非常に開放的な空間となっている。8mのオープンキッチンは、自宅に招かれたようなカジュアルな雰囲気を演出してくれる。また、屋内ながらテラス風のつくりになっている疑似テラス席がユニークで、ペットもOKというから散歩がてらに立ち寄ることもできる。 今回の出店経緯についてCEOである渡邊氏は「パスタクリエーションスタイルを知って日本での展開を考慮した際、当初はファーストフードの仕組みで考えていました。しかしながら縁あって六本木に出店することとなり、場所柄や客層を検討した結果、レストランに近いカフェスタイルの店という形態になりました。健康的で知的なワーキングウーマンやノマドワーカーと言われるような男性をメインターゲットに、料理が美味しいカフェスタイルバルを目指します。パスタの美味しさを伝えるために、いろいろな提案やイベントなどを実施しながら“パスタレボリューション”を起こしたいと思っています。飲食店運営は初めてではありますが、経験がないからこそ自分自身が楽しめる、通いたいと思える店を目標に、楽しみながら繁盛店を目指したいと考えています。飲食店は食事のみならず、大切な人と会うための最適な場所ですから、畏まり過ぎず気軽に立ち寄れる、自分の自宅近くにあったらちょっと自慢になるような店になりたいですね」と意欲を見せた。 “パスタレボリューション”を起こしたいと考える渡邊氏は、今後、生パスタの美味しさを広く知ってもらうために、店頭販売や通信販売も視野に入れている。さらには、パスタでピザ生地を作ったり、世界一長いパスタの製作やパスタソムリエの資格を模索するなど、とにかくいろいろなアイデアが溢れ出ている。 現在は社長、店長のおすすめの組み合わせをメニューに記載しているが、驚くような組み合わせが美味しいこともあるため、客(同店ではパスタクリエイターと呼ぶ)が考えたオリジナルメニューで人気投票を行うなどして、スタッフとゲストが一緒に楽しみながら新たなメニューを作り上げていくことも検討している。 フェイスブックやツイッターなどのソーシャルメディアを利用したマーケティングを行なうことで、潜在的需要者にアプローチをすることが可能となるため、こうしたネットマーケティングにも積極的に取り組み、集客につなげたいとして月商2000万円を目指す。楽しさを伝える一環として動画配信を実施しながら、フォースクエア(位置情報を登録するサービス)にも着目し、同じ飲食店にいる他のユーザを確認することから生まれる新たな人間関係などにも期待を寄せている。

店舗データ

店名 Gaston & Gaspar(ガストンギャスパー)
住所 東京都港区六本木7-4-4 アートシェル1F

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アクセス 都営大江戸線 六本木駅より徒歩1分
東京メトロ日比谷線 六本木駅より徒歩3分
電話 03-6447-1685
営業時間 11:00~23:00
定休日 無休
坪数客数 40坪・65席
客単価 ランチ1150円、ディナー4000円
運営会社 Fine Fast Foods株式会社
関連リンク Gaston & Gaspar
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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