西麻布でポルトガル料理「ヴィラ マダレア」を運営するノ―ヴォセンソ(東京都港区、代表取締役:佐藤尚之氏)は、イタリア人モデルで、飲食店経営の経験を持ちシチリアで自分のブドウ畑からワインを造るほど食通であるジャンフランコ・シモーネ氏とのコラボレーションで、シンプルでリッチな“シチリアの思い出の味”をテーマにした、シチリア料理「Trattoria Riccio di mare(トラットリア リッチョ ディ マーレ)」を9月7日西麻布にオープンする。 コースは、アミューズ、イタリア人が薪窯で焼く田舎パン、前菜10品に、選べるパスタ2品、デザート、コーヒーが付く全15品で4,000円。前菜が10品付くのが特徴的だが、「ナスのカポナータ」「イワシのマリネ」「マグロ生ハム」「甘えびのマリネ」「セミドライトマトとモッツアレラ」「ウイキョウの赤ワイン煮」の冷前菜と温前菜「ムール貝とタラバ蟹のグラティナート」「アランチーノ」「自家製アグー豚のソーセージ」「クスクスのトラパニ風」“色々ちょっとずつ”、盛りだくさんの内容だ。 4種から2種をチョイスできるパスタは「ボタルガ(鮪のカラスミ)トンノ リングイネ」「ノルマ マカロニ」「イワシ パン粉 ブカティーニ」などがおすすめであるが、中でもバターや生クリーム、オリーブオイルすら使わず、海水雲丹の塩分、旨みだけで仕立てる超シンプルな「海水うにのスパゲッティ」(+1,000円)がイチオシという。 前菜とパスタだけでも十分ボリュームがあるが、魚か肉のメインも1,000円で追加できるほか、コースには、シチリア産ハウスワインの飲み放題を2時間1,500円で付けることも可能。また、9月中旬頃よりアラカルトを、そして、近々にはランチも開始の予定という。 シェフは、渋谷松濤の「すし 菊池」で魚を学び、シチリア、タオルミーナのリストランテ「Da Lorenzo ダ ロレンツォ」で修行をし、ジャンフランコ氏とはシチリア時代からの友人でもある、28歳の若手、古谷脩氏。「わが国のイタリアンは、日本人好みにアレンジされている店がほとんどだが、本場のしっかりした塩・味加減、シチリアの豊かな食文化を忠実に再現していきたい」と抱負を語る。
店舗データ
店名 | シチリア料理 Trattoria Riccio di mare (トラットリア リッチョ ディ マーレ) |
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住所 | 東京都港区西麻布1-11-13 ひろしまビル1F |
アクセス | 地下鉄 乃木坂または、六本木駅より徒歩7分 |
電話 | 03-6863-3675 |
営業時間 | 18:00~23:00(L.O.22:00) ※ランチ営業も予定 |
定休日 | 日曜 |
坪数客数 | 20坪・24席 |
客単価 | 夜7,000円 |
運営会社 | 有限会社ノ―ヴォセンソ |
関連リンク | ジャンフランコ・シモーネ |