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ついに販売!カシオ“ネットレジ”と連動した待望のブックレット型ハンディターミナル『オーダーエントリーシステム』を7月21日に販売開始

(取材=近藤 倫代)


カシオ計算機(以下カシオ)とCXDネクスト(カシオ計算機とNTTドコモの合弁会社)は、“ネットレジ”及び付帯する“店舗支援サービス”を、POSレジに変わる経営に役立ち、且つ現場の生産性を上げるサービスとして販売してきた。今では外出先でも、携帯から専用サイトにアクセスすることで最新の売上や店舗の状況を確認でき、さらに売上報告を簡単にできるサービスまで始めている。(2010年5月18日~) 今回、カシオは“ネットレジ”に「オーダーエントリー端末」(以下、OES)を接続してほしいとの既存ユーザーからの強い要望に応えて、初めてのアルバイトでもすぐに使えることを狙いとした、ブックレット型ハンディターミナル『オーダーエントリーシステム』を7月21日に販売することを発表した。 ネットレジを利用する経営者の中には、「OESが発売されたら、中規模以上の新店にも対応できるので是非導入したい」と、販売を今か今かと待ち望んでいる人も数多くいる模様だ。実際、カシオが飲食店の課題、改善アイディアの意見交換を行う場として主催した「飲食店ICT研究会」メンバーの飲食店経営者であり、ネットレジを既に導入しているAPカンパニー代表 米山氏や、東京レストランツファクトリーの代表 渡邉氏、エムファクトリー社長 長谷川氏といった注目される飲食店経営者達が、この新製品に期待し、今後の店舗導入に積極的な姿勢を見せている。更にアントレストの代表 有村氏に至っては、7月にオープンする新店への導入を既に決定している模様だ。 経営者達が期待する理由は2つある。1つは、導入コストが安価だということ。次に、操作がシンプルで飲食店の効率的な運営が可能なことだ。 価格面では、オープンプライスながら、ブックレット型ハンディターミナル(3台)、キッチン用プリンター(2台)、コントローラーシステム(1台)にレジスター本体まで含まれるセットで100万円をきる模様。そしてハンディターミナルが最大10台まで、キッチン用プリンターが最大で5台まで接続可能なため、大箱店舗にも対応できる。 効率性の部分では、業界初のブックレット式メニューにより、大きな文字や写真からワンタッチでメニューを特定できるオペレーションも実現。素早く、直感的にメニューを見つけ、オーダーすることができるので、採用して間もないスタッフでも、即戦力として期待でき、更に手書きでチェックしておけば、おすすめメニューも一目瞭然、サービスのレベルアップも可能だ。更に業界最高水準の防水、耐衝撃性能も備えているといるという。 更にネットレジの特徴として、売上集計管理サービスに加入すればオーナーや店長は約30分ごとにWEB、もしくは携帯からお店の売上状況が確認でき、自動的に日報が作成されるため、閉店後の作業の軽減や店長の負担軽減が可能であること、また、売上分析ができるので、多店舗チェーンの経営者やマネージャーが、遠隔地にいても店舗の状況が分かる点が挙げられる。こうした特徴が注目され、ネットレジを採用する経営者は増えていくだろう。 安価でありながら、ネットレジに接続でき、業界初の操作性、耐衝撃性能を持つOESの発売にともない、カシオでは、6月23日(水)同本社で「成功ノウハウセミナー」とともに同品を公開し、説明会を行う予定だ。 この製品の登場により、飲食業界のレジにおける常識は変わるかもしれない。すでに、セミナーの申込者は定員越えの180名程になりそうだ。新しいシステムを投入し、少しでも飲食店の作業負担軽減を促進するべく、新しい可能性をもつOESとネットレジのコラボに今、誰もが期待している。

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