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繁盛店を多数手がける文商事がレトロな店づくりの新業態店「鉄板鳥焼と串ふらい 本多鉄○横丁」をオープン


「神楽坂 SHUN」「神楽坂 茶寮」「馳走 紺屋」など様々な繁盛業態を展開する文商事が、3月2日に新業態店「鉄板鳥焼と串ふらい 本多鉄○横丁」(※「鉄○」は○の中に鉄、読みはテツマル)をオープンした。 店舗があるのは同社が数多くの店舗を構える東京・神楽坂。神楽坂は昔ながらの面影が色濃く残る街で、無数の路地や小道には個性的な飲食店が数多く軒を連ねる外食の激戦地でもある。店名の「本多鉄○横丁」とは、店舗が“本多横丁”という通りの中央部分に位置して鉄板料理を売り物にすることから、本多横丁の中心に鉄○という業態を表わす文字を入れて名づけたもの。店舗も昭和30年代を彷彿させるレトロな店づくりを採用し、新規開業の店ながらも情緒ある町並みにすっと溶け込んでいる。 「本多鉄○横丁」が売り物に据えるのは店名にも掲げる「鉄板鳥焼と串ふらい」、そして煮込みと鉄板料理だ。まず“鉄板鳥焼”は、熱々に熱した鉄皿に生で食べられるほど鮮度のよい生の鶏肉をひと口大に切って盛りつけ、提供するもの。鉄皿が器と調理機器の役割を同時に果たし、お客が鉄皿の上で鶏肉をころがして調理するオリジナル料理である。鶏肉はさつま知覧どりを使用。毎日、朝じめしたものを仕入れており、鮮度のよさは折り紙つき。メニューは「特上 鶏鉄板(もも・胸肉)」(790円)、「旨 ぼんじり」(630円)、「やみつき 砂肝」(630円)、「骨なし 手羽先」(590円)、「珍 とり皮」(590円)とバラエティーに揃える。“串ふらい”は大阪名物の串カツで、単品24種(1本120円~220円)の他、おまかせ盛り(5点720円、8点1220円)も提供。「煮込み」(490円)は牛すじ、豆腐、コンニャクなどを大鍋でじっくり煮込んだもので、100円増しで煮玉子も追加できる。鉄板料理はオープンキッチンの鉄板の上で調理した様々な料理を提供するもので、「牛すじこんにゃく炒め」(590円)、「豚カルビキムチ炒め」(590円)など8種のつまみと、「豚キムチ焼き飯」(690円)、「ナポリタン焼きそば」(790円)など4種の食事メニューで構成する。“串ふらい”はカウンター席の前にタネケースを設け、中に氷を敷き詰めてザルをのせ、その上に各種素材を並べてお客の目を引きつける。“煮込み”もカウンター席の横に竈を設けて大鍋をセットし、グツグツ煮えたシズル感でお客の注文を誘う。そして、熱々に熱した鉄皿で供する“鉄板鳥焼”、カウンター席の前の鉄板でジューッと焼き上げる“鉄板料理”と、お客の食欲をそそる巧みな演出で業態の魅力を一段と高めている。 「本多鉄○横丁」はこれまで同社が展開してきた飲食店に比べ、店舗の大きさをコンパクトにまとめており、それでいながら11坪・36席と効率よく客席数を確保。また気軽な大衆業態ながらも調理長は長年、和食畑で働いてきた者が務めるなどして味の差別化を図っている。さらに、開業資金も低く抑えることで損益分岐点を低く設定し、運営リスクの少ない業態として大いに期待を寄せられる。3月中旬からはランチの営業(11:30~14:30)も開始予定で、目標月商は400万円を想定。将来的な多店舗化も視野に入れている。

店舗データ

店名 鉄板鳥焼と串ふらい 本多鉄○横丁
住所 新宿区神楽坂4-4

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アクセス JR・東京メトロ 飯田橋駅、東京メトロ 神楽坂駅、都営地下鉄 牛込神楽坂駅 それぞれから徒歩5分
電話 03-3266-0228
営業時間 17:00~23:30(L.O.22:30)
定休日 日曜・祝日
坪数客数 11坪・36席
客単価 3000円
運営会社 文商事(株)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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