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元雑誌編集長が手がける東日本の銘柄鶏による九州スタイルの炭火焼店「虎視眈々」が7月11日、渋谷の隠れ家立地にオープン!


株式会社スリップストリーム(東京都目黒区、代表取締役・山下猛氏)は7月11日、榛名地鶏を中心に、東日本の銘柄鶏を提供する炭火焼料理の店「虎視耽々」を渋谷にオープンした。東急ハンズの先の細い路地のドン詰まり、下町を思わせる一角に現れる店。店内は薄紫に塗られた壁を菊の紋様の帯が取り囲み、照明は黒いシャンデリアや番傘…アミューズメントスポットのような独特な風情だ。「内装はノーコンセプト。とにかく人の心にインパクトを残したかった。これからもどんどん変えていきます」と山下氏。新しいことを仕掛けていきたい、という気持ちから「虎視眈々」という店名に決まった。料理は都内の鶏料理店で腕を磨いてきた山下氏が、ホールは共同経営者であり、かつて山下氏の店の常連客だった元雑誌編集長という岩川悟氏が担当。経営者の顔が見える店を目指したい、と来店客には折を見て挨拶に回る。その日の客層によってBGMもポップスにロック、そしてブルースからシャンソンまで何でもかける。渋谷に数少ない、いつでも帰ってこられるようなアットホームな店づくりを心掛けている。料理はもちろん鶏が主役。鶏と言えば宮崎・鹿児島が有名だが、全国のおいしい鶏をもっと広めていきたい、とあえて東日本地方の銘柄鶏にこだわる。メインは群馬県の「榛名地鶏」。歯ごたえがあって濃厚な味わいが特徴。その特徴が表れているのは親鶏(レギュラー¥1,050 ハーフ¥580)だが、もっとヘルシーに楽しみたいなら、若鶏(レギュラー¥950 ハーフ¥560)がおすすめ。とろけるような柔らかな口当たり、さっぱりした味わいを楽しむことができる。いずれも九州式の料理方法で、網の上で転がして焼き、ステーキ皿に盛って提供するスタイル。客の前でジュッとニンニク醤油をかける演出も。榛名地鶏のほかに、日替わりで登場する「本日の地鶏」も珍しい。岩手の味わい鶏、茨城の総州古白鶏など、一般にはなかなか知られていない鶏を積極的に扱う。炭火焼き以外には、すでにファンも多い「チキン南蛮」(¥800)や、鶏の「刺身」がおすすめ。ハツ、砂肝、レバー、ササミなど、それぞれ¥680、好みの3種盛り合わせ¥1,200で提供している。その他単品メニューも各種取り揃える。「酒の肴」としての焼き鶏ではなく、お腹いっぱいまでしっかり食べて帰ってもらいたいとのこと。1日1品、メニューの中にあるものが無料で提供されるサービスもうれしい。現在のところ圧倒的に女性客が多いという。細い路地を通って、隠れ家のような怪しげな暖簾をくぐり、アットホームな空間に身を委ねる。「ガード下の飲み屋」のような雰囲気を渋谷で女性でも楽しめる――そんな魅力がこの店にはある。

店舗データ

店名 地鶏炭火焼 虎視眈々
住所 東京都渋谷区宇田川町10-2 新東京ビル1F

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アクセス JR・私鉄各線渋谷駅より徒歩5分
電話 03-6416-1970
営業時間 ランチ11:45-14:00(土・日曜除く) 夜18:00-24:00(23:30L.O.)
定休日 日曜(8月12日以降)
坪数客数 13坪 26席
客単価 昼¥900 夜¥3,500~¥4,000
関連リンク 虎視眈々ブログ
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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