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ジェノスグループから2009年7月発売の、新ジャンルの業務用樽生ビール「プライムドラフト生」に注目!


ホテルやレストラン、飲食店など外食産業への業務用酒類・食品卸・販売、ワインの輸入販売などを主に、飲食店の支援事業も手がける日本ジェノスグループ株 式会社(東京都目黒区中目黒、代表取締役・田邉辰雄氏)は、飲食店向けの業務用商品として、7月より新ジャンルの樽生ビール「プライムドラフト生」の販売 を関東圏で開始した。「消費の低迷する昨今は、飲食店にとっては“生ビールをどれだけ安く出せるか”を生き残りの秘策と考える店が増えている。若い人のア ルコール消費も減り、客単価も落ちている中で益を上げていくためには、「プライムドラフト生」のような生ビールに代わる利益率の高いアルコールが効果的」 と、同社営業企画部部長の原田哲彦氏は語る。 「プライムドラフト生」は、韓国のビール業界NO.1シェアのハイト社が、日本の外食市場向けに開発した商品。麦芽を25%加えることで麦の風味を加え、 麦焼酎を使うことで雑味を抑えつつ飲みごたえを出したもので、酒類は「リキュール(発泡性)」に分類される、いわゆる“新ジャンル(第3のビール)”の樽 生版だ。最大の特徴は、爽快感のある喉越しのよさ。旨みを重視したプレミアム系のビールとは対照的に、すっきりとした喉越しを重視した。また、通常の生 ビールよりも高いガス圧をかけているためキレがよく、雑味が少ないのでビアカクテルにも最適だという。 発売開始から2ヶ月、現状ではパーティー需要のあるレストランやホテルなどの需要が多いという。生ビールに比べて数%原価を抑えられるため、生ビールでは 難しかった飲み放題のアイテムなどにも加えることができるからだ。「新ジャンルの生を導入することで飲食店に健全な利益を上げてもらい、ともに繁栄してい くというのが弊社の理念。1年早く導入を開始した関西圏ではすでに200件ほどと取引があり、関東圏でも徐々に広めていきたい」と原田氏は語る。一方で、 4大ビールメーカーの1社であるサッポロビールも、新ジャンルの業務用生ビールを9月30日より販売することを発表している。お客も、“外食では生ビー ル”という考えから、“安くておいしければこだわらない”という客層も増えてきた。今後は飲食店も、自店のスタイルによってアイテムを選択する必要が出て くるだろう。

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