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創作うどんの「一滴八銭屋」が新業態の串天ぷらとお酒の店「段々屋」を2月4日、新宿本店前にオープン!

(取材=編集部)


創作うどん店「一滴八銭屋」を西新宿と恵比寿で、姉妹店「滴屋」を田町で展開している有限会社一滴八銭屋(新宿区西新宿、代表取締役・大藪由一郎氏)は2 月4日、西新宿の本店の向かいに「串天ぷら 段々屋」をオープンする。古い5階建てのビルを改装、地下1階から4階まで内階段のある造りの店で、独自の創作天ぷら(串天ぷら)をシャンパンやワインな どの洋酒に合わせるという、天ぷらの新しい食スタイルを提案する。
「日本旧来の“天ぷら屋”というイメージを一新し、ライトな居酒屋的雰囲気の中で、天ぷらと洋酒を合わせる食べ方をおすすめしたい」と大藪社長。串刺しに して揚げる“おつまみ感覚”の天ぷらは、ゴマ油ではなくキャノーラ油(カナダ産の新品種の菜種からとれる)を使用。あっさりとした食感に仕上げている。
メニューも他店にはない、創作的な食材のコラボレーションを試みており、「さつまいもゴルゴンゾーラ」(294円)「かしわ天南蛮タルタル」(294円) 「チーズ味噌バーグ」(294円)「角煮」(294円)「じゃが塩辛」(189円)など、珍種の天ぷらメニュー21種類を準備。お酒に合わせて珍しい天ぷ らを自分の感覚でセレクションできるようにした。店側の「おまかせ」は、6本(1,365円)と10本(2,415円)のコース。そのほか、青森産の“し じみ”から出汁をとったつゆが自慢の「しじみおでん」「しじみそば」や、500円均一(税込525円)の小鉢メニューも用意した。
ドリンクは、洋酒を中心にラインナップ。シャンパン、スパークリングワイン、ワイン各種を揃えるほか、シードル(りんごの微炭酸酒)数種も準備。主なメ ニューは、シャンパン「モエ・エ・シャンドン・ブリュット・アンペリアル」(ボトル9,345円)、スパークリングワイン「ピノ・シャルドネ・スプマン テ」(グラス609円/ボトル3,465円)、白ワイン「ルネ・マニュエル・シャブリ」(グラス924円/ボトル4,515円)、シードル「ヴァル・ド・ ランス・クリュ・ブルトン・ブリュット」(ボトル3,360円)など、創作天ぷらと相性が良さそうな、口当たりは軽めながらしっかりとした味わいの洋酒を 取り揃える。そのほか、生ビール、日本酒、焼酎、梅酒、サワーなど居酒屋定番のドリンク類もある。
店内は、昭和30年代のレトロ調日本家屋を模した雰囲気で、引き戸、机、椅子などはすべて木製、壁面は土壁仕様として温かみを演出している。地下1階= テーブル席、1階・2階=カウンター席、3階=テーブル席、4階=掘りごたつ席で構成、個人からグループまで幅広い客層に対応する。
同社の大藪社長は、設計施工会社の丹青社に勤務後、愛媛県川之江町の実家が讃岐うどん店を経営していることから、「うどん文化を東京にも広げたい」と考 え、1998年独立した。大薮社長は「既存の創作うどん店は、周囲のOLやサラリーマン層などの常連客が列をなす店に成長した。段々屋も同様に、地元密着 型の店作りを目指す」と意気込んでおり、今後の展開としては「みなさんの“エナジーチャージステーション”として、飲食店の枠に限らず、さまざまな新しい サービス業に特化したビジネスを創出してきたい」と語っている。新宿本店近くに12月オープンした香川名物“骨付き鳥”の「釜焼鳥本舗」は実弟の経営。

店舗データ

店名 串天ぷら「段々屋」
住所 東京都新宿区西新宿1-14-2

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電話 03-6423-8889
営業時間 17:30~23:00(月・火・土)
17:30~24:00(水・木・金)
定休日 日曜・祝祭日
坪数客数 86席
関連リンク 一滴八銭屋
関連リンク 釜焼鳥本舗(記事)
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※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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