2010年の総括して思うことは、今年ほど外食企業や飲食業態に対する評価のモノサシが揺らいだ年はない、ということだ。大手居酒屋チェーンは低価格競争に走り、居抜き出店ブームは街中に"パクリ店"を氾濫させた。一度、既成概念をリセットし、新たなスタンダードづくりに向けて、価値観の再構築を図る必要があるのではないか。
ようやく大手外食専門誌が「価格から価値へ」という特集を組むほど、業界には「価値志向」が高まってきたが、私はあえて宣言したい。「もはや価格でも、価値でもない!」と。2011年のキーワードは、「ネクストQ」である。
これからの飲食マーケットは、低価格居酒屋を中心とする「ボトムゾーン」がさらに拡大する一方、「価値軸」をベクトルとして「プチアッパーゾーン」「ミドルアッパーゾーン」にビジネスチャンスがシフトするのではないか...。
「低価格居酒屋ブームは2011年も続くのか?その競争先に何があるのか?」。昨日も某テレビ局から、このような取材が入った。そろそろ飽きられてきたとも見られる低価格居酒屋マーケットはどこへ行くのか?
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